投稿

5月, 2024の投稿を表示しています

ザ・ルースターズ、貴重なシングルを、5/15一斉配信開始!その2

イメージ
ザ・ルースターズのシングルが5月15日に配信開始されたのにあわせ、日本コロムビアの ルースターズ・オフィシャル・サイト にはファースト・シングル「ロージー c/w 恋をしようよ」についてルースターズのオリジナル・メンバー大江、花田、井上・池畑のインタビュー(というかコメント)が掲載されている。それにザ・ロッカーズとして観ていた穴井も。これは保存版だろう。 右のジャケ写は2017年に再発された7インチ(COKA-55)。なにしろオリジナルは幻だからね…。

My Wandering MUSIC History Vol.102 小山卓治「FILM GIRL」

イメージ
1983年3月21日、CBSソニーからリリースのシングル。 小山卓治のデビュー7インチシングル。私はデビューアルバムを聴いた後にこのシングルを入手したと思う。アルバムに収録されていた「FILM GIRL #2」のタイトルがなんで#2なんだ?というところから探した気がする。 AB面ともデビュー前に自主制作されていた音源をマスタリングし直してリリースされた(プロモ用の自主制作盤が存在しており、自主盤のジャケットは切り貼り文字の素朴な作り)。地元の練習スタジオで録音され、小山卓治オフィシャルHPの ディスコグラフィ によると、ギターには佐橋佳幸、ベースと編曲で西村昌敏(後にフェンス・オブ・ディフェンス)が参加していると記載がある。 「FILM GIRL」は、彼女がギョーカイに染まっていく様を描いた曲(実体験らしい)で、詞とメロディが同時に出てきて、ものの5分くらいで出来上がったという。アルバム・ヴァージョンよりテンポは遅くアレンジはいかにもシンガソングライターといった感じで、購入時に聴いた時はアルバムとだいぶ違うな、ロックな感じがしないなと思った記憶がある。カップリングの「西からの便り」はオルガンの音色で始まり、ややフォーキーな印象だ。 CBSソニー盤のジャケットには煙草に火をつけるのか、暗闇を照らすためなのか、ジッポライターの火に手をかざす写真が使われている。この手は小山卓治自身の手を写したものだという。デザイン的には後のデビューアルバム『NG!』やセカンドシングルの「カーニバル」も同様だがスプリングスティーンのアルバム『ネブラスカ』のジャケット風デザインと言えるかな。 参考文献:長谷川博一編『ミスター・アウトサイド わたしがロックをえがく時』(1991年大栄出版)、ミニコミ『OYAMA TIMES VOL.1』、『同VOL.2』(1984年りぼん)

ザ・ルースターズ、貴重なシングルを、5/15一斉配信開始!

イメージ
2024年5月15日、ザ・ルースターズの7インチ・シングル8枚、12インチ・シングル2枚のAB面に加え、アルバム『KAMINARI』の初回プレスに付属したソノシートの「TRANSMISSION」が配信される。 以下、日本コロムビアの オフィシャルHP より。 配信楽曲LINEUP 1.ロージー(single ver.)/恋をしようよ 2.どうしようもない恋の唄/ヘイ・ガール(アルバム未収録) 3.ONE MORE KISS(single ver.)/DISSATISFACTION 4.GIRL FRIEND(single ver.)/WIPE OUT~TELSTAR(アルバム未収録) 5.レッツ・ロック(日本語 ver.)/ゲット・エヴリシング(日本語 ver.) 6.THE AIR/DESIRE 7.SAD SONG (WINTER VERSION)/HEART'S EDGE (REMIX) 8.SOS/Sunday/Oasis(3曲ともアルバム未収録) 9.Super mix (Stranger in Town) (single ver.)/Mega Mix(アルバム未収録) 10.TRANSMISSION(アルバム未収録) 11.BURNING BLUE/STRANGE LIFE  右上の写真はアルバム『KAMINARI』初回プレスに付属のスペシャル・ソノシート「TRANSMISSION」

Rolling Stone Japan 田家秀樹『J-POP LEGEND CAFE』特集・PANTA追悼

イメージ
大阪のFM局 FM COCOLOで放送されている音楽評論家・田家秀樹の『J-POP LEGEND CAFE』で、2024年2月に特集された「PANTA追悼」計4回が Rollin Stone Japan WEBサイト に掲載されている。 頭脳警察の相棒TOSHIとマネージャーの田原章雄、ビクターのプロデューサー高垣健、ライターの志田歩、現在の頭脳警察メンバーおおくぼけいと竹内理恵をゲストに迎えた計4回、いずれの回も興味深い話が満載で読み応えのある内容となっている。 頭脳警察、PANTAソロ、PANTA & HAL、石川セリなどへの提供曲についてやスウィート路線、再結成頭脳警察から、未来の頭脳警察へと話は及び、PANTA亡き後の頭脳警察の活動にも期待が高まる。 第1回 PANTA追悼、TOSHIとディレクターが語る頭脳警察の新作アルバム『東京オオカミ』 第2回 レジェンドプロデューサー高垣健が語る、ビクターのロックの礎を作ったPANTAの音楽 第3回 ライター志田歩が語る、PANTA & HALが追求した頭脳警察とは違うアプローチ 第4回 おおくぼけいと竹内理恵、現・頭脳警察のメンバーが語るPANTA 右上のジャケ写は2020年7月18日リリースの3曲入りEP『絶景かな』。