投稿

ラベル(1984)が付いた投稿を表示しています

MY PLAYLIST Vol.5『THE VERY BEST OF SHINYA OHE PORTRAIT YEARS 1987-1990』

イメージ
ザ・ルースターズ後の大江慎也のベスト盤というと1989年にリリースされた『カレイドスコープ 1986-1989』があるけどこれはリミックスが施され全曲英語詞ヴァージョンという仕様だった。 同じ頃、自分でも選曲してカセット・テープに録音してベスト盤を作ったが、カセットはだいぶ処分したので残ってない。その後(2001年頃だと思う)MDレコーダーを買ったので1988年のCDシングルや1990年にリリースされたアルバム『WILL POWER』(+ONES名義)からも選曲してMDに録音した。その後CD-Rにも録音したなぁ。 1990年に音楽活動を一時停止、その後大江が語ってきたポートレイト・レコード(つまり柏木省三)との確執。自分の意思が反映されていない内容だとポートレイト絡みのリリース作品を否定する大江慎也。だけどあの頃大江の作品を追いかけ、突き抜けた作品となった4枚目のアルバム『PECULIAR』は特に気に入ってたしライヴにも行った。この頃ニューオーダーの『テクニーク』を愛聴してたから大江のダンサブルなデジタル・サウンド(とアコースティックなサウンドの共存)は歓迎だったが、それほど間を置かずにONESを伴ってハードなギターを軸にしたバンド・サウンドに回帰したのは個人的にちょっと残念だったな。まぁこの後来る潮流を見据えた変化だったのかもしれないけど。 以下、私の選んだ、THE VERY BEST OF SHINYA OHE PORTRAIT YEARS 1987-1990。  1. LALALA(作詞:大江慎也 作曲:柏木省三)  2. Just Walkin' That Road(words・Mary / music・Shozo, Tamotsu)  3. She's Got A Way (No No No)(words・Mary / music・Tamotsu, Syozo)  4. Peculiar(作詞:大江慎也 作曲:重藤功)  5. Kaleidoscope(words・Shinya, Mary / music・Shinya)  6. Drooping Affection(words・Yamazen / music・Katsuyuki)  7. Tonight(作詞・作曲:柏木省三) ...

1984「BIG BROTHER」

イメージ
WAR IS PEACE FREEDOM IS SLAVERY IGNORANCE IS STRENGTH

ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK「OF ALL THE THINGS WE'VE MADE」

イメージ
2000年、Virginよりリリースのアルバム『PEEL SESSION 1979-1983』より。 オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク (OMD)といえば大江慎也がアルバム『ぺキュリア』(1989年)リリースにあわせたツアーでOMDの「Electricity」を演奏、その時期と思われる「Electricity」のライヴ・ヴァージョンを日本コロムビアが大江のソロアルバム『BLOOD』を1991年にリイシューした際にボーナス・トラック収録、 と、そんなところからOMDの「Electricity」や初期ヒット曲「Enola Gay」のシングル盤なんかは購入していたんだが、それ以外は聴いたことがなかった。 少し前に紹介した、1984『逆噴射家族フィルムサウンドダイジェスト』のラストに収録されていた「新しい生活~レクイエム(Requiem)ラストテーマ」、または、1984がリリースしたカセット収録の「Walkin' In The Space」やアルバム『Birth of Gel』収録の「Space 1999」、この曲がOMDの「Of All The Things We've Made」から影響を受けて作られたらしいというのを聞いたのはいつ頃だったか…。で、たまたま中古で見つけた「Of All The Things We've Made」が収録されているこの『PEEL SESSION 1979-1983』を購入した。 『PEEL SESSION 1979-1983』は、OMDが4回のBBCピールセッションで録音・放送した楽曲を集めたアルバムで、下記の日付に録音されている。 1979年8月20日 1980年4月14日 1980年9月29日 1983年1月29日 1回目のセッションは、まだファースト・アルバム・リリース前の録音で、後にファースト・アルバムに収録される4曲が演奏されている。1980年2月ファースト・アルバム・リリース後に録音された2回目のセッションでは、ファースト・アルバムから2曲(「Pretending To See The Future」が「Pretending To See The Light」と表記されている)、1980年9月にリリースされるシングル曲「Enola Gay」、 1980年10月リリースのセカンド・アルバム...

私の放浪音楽史 Vol.84 1984『逆噴射家族フィルムサウンドダイジェスト』

イメージ
1984年6月21日、キャニオンよりリリースのサウンドトラック・アルバム。 『爆裂都市』(1982年)公開後、石井聰亙はバチラス・アーミー・プロジェクトを率いて自ら音楽も担当した『アジアの逆襲』(1983年)を完成、普及し始めた家庭用ヴィデオに対応すべくヴィデオ・パッケージ作品としてリリースした。その後、長谷川和彦の掛け声により1982年に設立された映画企画・製作会社ディレクターズ・カンパニーに参加(他には高橋伴明、相米慎二、根岸吉太郎、井筒和幸、大森一樹ら石井を含め9人の監督が参加していた)、ディレクターズ・カンパニーでは石井が誘って小林よしのりと共に脚本作りを進めていた『逆噴射家族』の制作が決まる。 1980年代前半、話題に上がっていた“家庭内暴力”をギャグで描き、概ね子供から親へ向かう暴力として取り上げられることが多かったと思うが、むしろ石井と小林よしのりは“家庭間戦争”にしたいと考えた。主人公を息子から親父へと変更し、1982年2月に起きた日航機羽田空港沖墜落事故で流行語にもなった“逆噴射”という言葉をタイトルに、さらにこれも当時話題に上った“ビョーキ”というワードを作品に織り込みながら、主演の父親・小林勝国役に小林克也、妻・小林冴子役に倍賞美津子、息子・小林正樹役に有薗芳紀、娘・小林エリカ役に映画初出演で13歳だった工藤夕貴、祖父・小林寿国役に植木等という個性的なキャスティングによる5人の家族のマイホーム購入~家族間戦争~崩壊~再生までを描き、1984年6月23日に劇場公開された。『逆噴射家族』は公開されてすぐに観に行った覚えがある。たぶん池袋で観たと思うが映画館はどこだったかな…。 この『逆噴射家族フィルムサウンドダイジェスト』もすぐに購入していたKBちゃんに借りてカセットテープに録音して聴いていた。長らく再発されることはなかったが、2007年にリリースされた石井聰亙DVD-BOX2の特典として初めてCD化されている。 映画『逆噴射家族』の音楽は1984とクレジットされているが、映画のエンドロール、映画のパンフレット、オリジナル・アナログ盤、石井聰亙DVD-BOX2の解説書、復刻CD、どれにも演奏したメンバーの記載はまったくない。アナログ盤(及び復刻CD)に封入されていたリーフレットには、フィルムサウンドダイジェスト・レコード・スタッフとして、 Dire...

THE ROOSTERS「GO FUCK」

イメージ
2004年9月29日リリースのオフィシャル・パーフェクト・ボックス『Virus Security』より。 1982年12月号の「プレイヤー」誌に掲載された山名昇によるルースターズのレコーディング・レポート。レコーディングは1982年9月30日と10月8日とある。一部引用すると、 “この間、完成されたのは8曲。「ニュールンベルグでささいて」、「撃沈魚雷」、「バリウム・ピルス」、「ロージー」、「ゴー・ファック」、「巡航ミサイル・キャリア」、「ゴミ」、「ニュー・カレドニア」。後半分の4曲は、近い将来、何らかのかたちで発表されることになるだろう”と記載されていた。 前半分の4曲は1982年11月にShan-Shanからリリースされた12インチ『ニュールンベルグでささやいて』収録曲だ。後半分4曲のうち「巡航ミサイル・キャリア」は「C.M.C」に、「ニュー・カレドニア」は「カレドニア」とタイトルを替え、1983年7月に2枚目の12インチ『C.M.C』に収録された(リリースに向けては追加レコーディング作業がおこなわれたと推測する)。「ゴミ」は1984年4月にリリースされたアルバム『グッド・ドリームス』に収録された。こちらはベーシックトラック制作時期1982年9月と記載があるから、追加レコーディングをして完成させたトラックだ。 そして「Go Fuck」だけが発表されず長い年月が過ぎていった…。 なぜこの曲が未発表だったのか明確な説明は無かったと思うが、歌詞の内容がレコード会社側からして発表を躊躇させるものだったのか、それともとりあえず各楽器、歌のテイクはOKとしてレコーディングは終了したものの、リリースにむけて更に手を加える事にバンド側が興味を失い放置してしまったのか。バンド側に無許可で未発表の楽曲をリリースされることもあったルースターズだが、この曲に関しては管理がしっかりされていたのか、アンオフィシャルでのリリースもなかった。機会としてはアルバム『グッド・ドリームス』に収録するのもありだったと思うが…(当時のイメージではなかったかな?)。 そして録音から実に22年の時を経た2004年9月29日、27枚のCD、5枚のDVDからなる32枚組(+特典DVD1枚)オフィシャル・パーフェクト・ボックス『Virus Security』がリリース。その中のCD-27「Rare Studio T...

私の放浪音楽史 Vol.70 『爆裂都市 BURST CITY ORIGINAL SOUND TRACK ALBUM』

イメージ
1982年3月5日、SEE-SAW/キャニオンよりリリースのアルバム。 1982年3月に劇場公開された石井聰亙監督の映画『爆裂都市 バーストシティ』のオリジナル・サウンド・トラック・アルバム。映画は公開時には観に行ってないが(たぶん近くの映画館では上映されてなかったんだろう)、このサントラはリリースされてすぐに聴いたんじゃないかな。たぶんKBちゃんに借りたんだと思う。 ルースターズとロッカーズの混成バンド、バトル・ロッカーズの楽曲が7曲、ルースターズの花田、井上、池畑、当時ルースターズのプロデューサーだった柏木省三を中心にしたユニット1984の楽曲が3曲、ザ・ロッカーズの楽曲が3曲、陣内のソロ名義で1曲、という内容。収録曲は下記の通り。 1.ソルジャー/1984 2.セル ナンバー 8(第8病棟)/バトルロッカーズ 3.ワイルド・スーパーマーケット/バトルロッカーズ 4.シャープシューズでケリ上げろ!/ザ・ロッカーズ 5.プア ボーイ/ザ・ロッカーズ 6.ソロー/1984 7.シスターダークネス/バトルロッカーズ 8.視界ゼロの女(マチ)/陣内孝則 9.キックス/1984 10.マイト ガイ/ザ・ロッカーズ 11.バチラス ボンブ(細菌爆弾)/バトルロッカーズ 12.フラストレーション/バトルロッカーズ 13.ボロボロ/バトルロッカーズ 14.セル ナンバー 8(第8病棟)リプリーズ/バトルロッカーズ バトル・ロッカーズはVo.陣内孝則、G.鶴川仁美がロッカーズから、G.大江慎也、Ds.池畑潤二がルースターズから、B.伊勢田勇人がオーディションで参加、というメンバー(レコーディングではルースターズの井上富雄がベースを弾いているという話をロフトプラスワンで聞いた気がする、 まぁそりゃそうだろうね…)。 映画を代表する曲ともいえるバトル・ロッカーズの「セル ナンバー8(第8病棟)」はオープニングのバトル・ロッカーズの演奏シーンで使われている曲。 “注射器の味”や“カプセルの味”が忘れられないというドラッギーな内容が自主規制させたのか、サントラ盤には歌詞が掲載されていない陣内孝則作詞のナンバー。そのカッ飛んだかっこよさに度肝を抜かれたものだが、ある時小さなレコード評を目にする。 1995年に発売された『Rock'n'Roll』という雑誌クロスビートの増刊号...

1984『BIRTH OF GEL』

イメージ
1985 年 3 月にルースターズを脱退してからおよそ 1 年後、 新宿ロフトの 1984 のステージで歌詩を書いた紙を見ながら「 I'm Waiting For The Man 」 を歌う大江慎也がいた。 ルースターズの別ユニットとして始まった1984は、ルースターズからの池畑、井上、安藤、大江の脱退に伴って やがてプロデューサー・柏木省三のバンドへと変わっていった。メンバーも84年以降ルースターズに在籍していたベースの柞山一彦のほか、ルースターズのジャケット・コンセプト等ビジュアル面で関わっていた鏑木朋音をキーボードに、 ギターは当時Sence of Viewというバンドにも在籍していた富永保というラインナップ。 このメンバーにデイト・オブ・バースを迎え、 ゲスト・ボーカリストとして大江慎也が参加して録音されたのが『Birth of Gel』だった。 先のロフトでの大江の飛び入り参加は、音楽活動再開にむけた一歩であり、このアルバムの参加から初のソロアルバム発表へ続く足がかりとなる。 大江はタイトル・トラックの「Birth of Gel」とドアーズのセカンドアルバムから「Strange Days」のカバーで ボーカルをとっている。「Birth of Gel」はつやつやした演奏にのせて英語で歌われるポップな曲。 「Strange Days」はほぼ原曲に忠実なアレンジ。 この他、US初期パンクのリチャード・ヘル「The Hunter Was Drowned」は原曲のサックスに変わりキーボードをフィーチャー、 、モダン・ラヴァースの「Pablo Picasso」はつこっみ気味の柏木のボーカルもあわせてかっこ良く仕上がっている。 カセットや『逆噴射家族』のサウンドトラック・アルバムにも収録されていた「Space 1999」は、 オーケストラ・ヒットやアコースティック・ギターのソロを入れてアレンジしているが、だんだん悪くなっている気がする。 日本的な印象の「春霞」、「Sorrow」という曲名は『爆裂都市』のサントラにも入っていたが違う曲で、 曲調は『逆噴射家族』の雰囲気に近い。作曲の“Jun”というクレジットは下山のことか。1984初期のパーカシッブな特徴はなくなり、「Bad Dreams」 といった曲ではトム・ヴァーレインのような引き攣ったギターが目立つようになっ...

1984『ファースト・カセットテープ』

イメージ
Loft Enterprisesよりリリースのカセットテープ。 1982年に公開された映画「爆裂都市」のサウンド・トラックを担当した事がきっかけで活動を開始した”1984”は、ルースターズから花田、井上、池畑(時々大江も加わる)、後にBlue Tonic &The Gardenに参加するSaxの井島和男、また後にルースターズに参加するキーボードの安藤広一、ルースターズ・プロデューサーの柏木省三というメンバーで構成されていた。 ”1984”はこの後下山淳が参加するが、池畑、井上がルースターズを脱退したりと、ルースターズの別ユニットという性格はなくなり、単独のバンドとして、また大江がルースターズを脱退した後は、大江のサポート・バンドとして活動していった。 このカセットはライブ活動を始めてしばらくした後、おそらく1982年末~1983年初め頃にロフト・エンタープライズからりリースされた(新宿ロフトで売っていた)。銀色の紙に曲名が印刷され、カセットには”1984”とスタンプされている。曲名の他はメンバーなどクレジットはないが、1982年の中頃、ルースターズの4人に、井島、安藤、柏木というメンバーで録音されたのではないかと思う。ただ、この音源は3曲が1992年10月21日にクラウン・レコードからリリースされたCD『All About Shinya Ohe Vol.3』に曲名を変更して収録されているが、CDのクレジットを見ると録音は1983年となっている。  SIDE A : 1.  Big Brother ユニットの名前通り、小説「1984」における支配者の呼び名をタイトルにした曲。小説の中で民衆を支配する党のスローガン、 ”WAR  IS  PEACE   FREEDOM  IS  SLAVERY   IGNORANCE  IS  STRENGTH” が繰り返し歌われる、パーカッシブなナンバー。 『All About Shinya Ohe Vol.3』では、曲名が「Ground Zero」となっているが、ミックスのせいか靄がかかったような音で、ソリッドな曲の良さが損なわれている。 2. Fear 単調なリズムの上に、エフェクト処理されたボーカルと井島のサックスが重なるサ...