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Shiggy Jr.「サマータイムラブ」

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2015年6月24日、Universal Sigmaからリリースのシングル。 このコーナーでShiggy Jr.の紹介をしたのが2014年11月だから7ヶ月ぶりか。その時にもメジャー移籍は時間の問題と言われていたが、待望のメジャーデビュー・シングル。インディでの2曲のキラーチューン「Saturday Night~」と「Listen To~」があるだけに、この2曲を超えるどんな曲がリリースされるのか、と期待は高まっていた訳だが(まぁ私の中では)。さて…。 タイトル・トラック「サマータイムラブ」は一聴してその2曲を踏襲したポップでキャッチーなディスコ・チューン。弦の流麗な響きとホーンの迫力はさすがメジャーというサウンド・クオリティ。前作ではほぼ打ち込みだったというリズム・トラックも、今回はリズム隊メンバーが活躍(ちなみにドラム・チューナーのクレジットは三原重夫)。特にベースラインが強力。ぜひMPプレーヤーのヘッドフォンだけじゃなく、ステレオのスピーカーで鳴らして聴いて欲しいなぁ。歌の内容はサマータイム制度の恩恵を受けた恋愛模様。 カップリングには相合傘ソング「keep on raining」。イントロのアコースティックギターのカッティングが良い。こちらもホーンの煌びやかな曲だ。まぁメジャーデビュー・シングルだからといって曲調に大きな変化はないけど、楽器間のコンビネーションやアレンジ、表現力はグレードアップした内容。池田の歌も丁寧に歌うところが目立っていると思う。 バックトラックの良さはカップリングのInstrumental Versionで聴いて欲しい。「サマータイムラブ」の涼しげな弦の響きがいい。「サマータイムラブ」はロロロのリミックス・ヴァージョンを収録している。 初回盤付属のDVD、若干レトロなイメージで作ってあるがMVはもう少しカッコ良く作って欲しいなぁ。バンドのイメージが明るく楽しくは分かるけどね…。 レジーのブログ LDB(仮)にインタビューあり、なかなか興味深い内容。 Shiggy Jr. 「サマータイムラブ」リリースインタビュー(前編) Shiggy Jr. 「サマータイムラブ」リリースインタビュー(後編) ナタリーでもインタビューがある。 Shiggy Jr. サマータイムラブ・インタビュー 次はアルバムか…。

Shiggy Jr.「SATURDAY NIGHT TO SUNDAY MORNING」

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2013年11月13日、モナレコードからリリースのミニ・アルバム『Shiggy Jr. is not a child』より。 Shiggy Jr.のファースト・ミニ・アルバム。アルバムのタイトルはShiggy Jr.のポップさが“ただ無邪気なだけじゃないぞ”という思いを込めたものなのだろう。 1曲めに収録されている「Saturday night to Sunday morning」はポップ全開、誰が聴いても解り易く楽しめる曲。 2枚めのミニ・アルバムと異なり、メンバーはキーボードを含む5人組体制でサウンドもバンド感のあるもの。軽快なリズム隊とキレのあるワウを使ったギター・カッティング、一度聴いたら歌いだしたくなるサビのメロディを持ち、熱いギター・ソロ、キーボードのソロもフューチャー、練られたアレンジで繰り返し何度も聴きたくなる、これまたキラーチューン。 ポップであることを至上命題にしているバンド(というかギターの原田)だからこそ作り出せたサウンド。繰り返す日常、少しの怠惰、楽しい時の輝き、その輝きが失われていく時の喪失感をうまく表現している歌詞も、感情が表出し過ぎずちょうどいい(これは他の曲にも言える)。このあたりが“not a child”なバランスといえると思う。「Saturday night to Sunday morning」はもともと原田がヴォーカルも担当していた以前のバンドで演奏していた曲だそう。 他の曲は、原田のヴォーカルも少し聴けるセンチメンタルな「サンキュー」、ヴォーカルの池田が好きだというチャットモンチーのテイストが感じられるサウンドのかっ飛びチューン「oh! yeah」、オルタナ系ノイジーなギターが聴ける「(awa)」、アルバムの中で唯一他のメンバー(ドラムの藤井良太)が作詞作曲した「今夜はパジャマ☆パーティー」は、多くの人に覚えがあるだろう深夜のまくら投げ戦争の歌。このミニ・アルバム・リリース時のバンドメンバーは全員同じ大学出身で、そんな学生生活の一端がストレートに伝わる曲、という感じ。ラストはアコースティックなラヴ・ソング「バイバイ」。全6曲入り。

Shiggy Jr.「LISTEN TO THE MUSIC」

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2014年7月16日、モナレコードからリリースのミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』より。 たまたま見たJ-COMのテレビ番組「MUSIC GOLD RUSH」(お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が司会をしている)で取り上げられていたShiggy Jr.。インディーズ・バンドは山ほどあるなぁと思って見ていたのだが、このバンドのセカンド・ミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』のジャケット・イラストを江口寿史が描いていると紹介があり、なんとバンドメンバーが江口寿史に直接ジャケットのイラストを依頼して実現したそうで、ギャラの交渉も直接したらしい。凄いね。思い切ってるね。番組では江口寿史のインタビューもあり “こういう直接交渉めったにないけど、ギャラの話もちゃんとして、音も気に入ったし”みたいな内容で、出来たジャケットは“ヘッドフォンに流れる音楽に身を委ねたい”という「Listen To The Music」の世界観をイラスト化したジャケットで、80年代ひばりくん等の漫画で慣れ親しんだオヤジの購買意欲を刺激する仕上がり。番組で流れたライヴの模様や、チェックしたYouTubeの動画の音も、いいじゃないか、という内容で購入。 Shiggy Jr.の初ライヴは2013年1月というから、まだ2年足らずのバンド。2013年に1枚目のミニ・アルバムをリリースしているが、その後ドラム、ベース、キーボードが脱退しており、ヴォーカルの池田智子とギターの原田茂幸の二人の他はメンバーが変わっている(ベース、ドラムが加入)。作詞作曲を手掛け、サウンド・プロデュースもしている原田がデモの段階から最終的なサウンドの作り込み・仕上げまでを行っているようだ。このミニアルバムも基本的に演奏トラックは原田の打ち込みによるもので、新メンバーの演奏はほとんど入っていないらしい。 タイトル・トラックの「Listen To The Music」もバンド・サウンドではなく、4つ打ちのディスコ・ビートにカラフルなシンセが加わり、ギターはほとんど聴こえない打ち込みのトラックに “どキュート”な池田のヴォーカルがのったダンサブルでPop&Funtimeなナンバー、キラー・チューン。まちがいなく多くの人に訴求する際立った魅力を持つメロディとサウンドだ。 それでほかの曲がどうかというと...