投稿

8月, 2026の投稿を表示しています

ARB Hisashi Shirahama Years 1986-1990 Vol.1『ONE and ONLY DREAMs』

イメージ
1986年6月28日、兵庫県立文化体育館「GOD BLESS THE RING」ツアー最終日、ARB2代目ギタリスト斎藤光浩が脱退、その日ゲストで参加した白浜久がARBの後任ギタリストとして紹介された。9月より「We are ARB Let us introduce Hisashi Shirahama to you」と題されたツアーを開始、11月21日には白浜参加後初スタジオ・アルバム『ONE and ONLY DREAMs』と7インチシングル「プライベート・ガール c/w SPEED OF LOVE」をビクター/invitationより同時リリース。サウンドプロデュースは白浜久で、これまでのシンプルなギターサウンドからシンセ/キーボードを大胆に取り入れサウンド面では大きくイメージチェンジをした作品。 白浜久のギターリフが印象的な「Set Me Free」で始まり、性急にたたみかけるニューウェイヴィーでハイな感覚の「Day Dreamer」、ビシッと決まったアレンジのシングル曲「Private Girl」は“目覚まし時計が鳴るまでの恋 いつまでも続くわけはないだろう”という歌詞がせつない。ベースの岡部滋作曲でドライヴしたギターサウンドが魅力の「Freedom」、“だんだん良くなってるよ/よくなるはずだよ"というコーラスが印象的な「Pride」のバッキングトラックには間奏以外にギターの音色は無い。ほぼ全て白浜が弾くシンセとキースのドラム(パーカッション)が少しという感じ。 アナログではここからB面になり、セッション風のサウンドから始まるブギーな「Speed of Love」、続いて個人的には大好きなパワーポップでグッドメロディの「悪の華」は、そのはずラズベリーズの「Tonight」が基になっているという。 “腹の中まで化粧を しなくても充分きれいだよ  きれいな花より今は 毒のある実が食べたいから” 退廃的で官能的な歌詞も魅力だ。 間髪いれずに始まる「朝(あした)のかげりの中で」。白浜は石橋凌に、絶望的な男と女をテーマに書いて欲しかったが石橋はリリースされたような“画面の中で響き渡る銃声の キナ臭いNEWSが今日もまた聞こえる”といったポリティカルな歌詞になったという。この曲もいいメロディ。 “不幸な時代に生まれてきたね”と歌い出し、“時代のいけにえにされる...