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DAVID LYNCH is DEAD:TOKYO FM特別番組『追悼デイヴィッド・リンチ〜美しく奇妙な世界』

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『ツイン・ピークス』のなかでローラ・パーマーが殺害された2月23日という日付の深夜に放送された、TOKYO FMのデイヴィッド・リンチ追悼特別番組『追悼デイヴィッド・リンチ〜美しく奇妙な世界』。 ゲスト・コメンテイターがリンチの生い立ち、映画作品、音楽作品、リンチの精神世界までも語る。コメントはそれぞれ収録したもの。細野晴臣と滝本誠を交えた対談形式だったら非常に面白かったと思うが…。 パーソナリティは、ツイン・ピークスのロケ地を訪ねたことがある小山ジャネット愛子。 ゲスト・コメンテイターは、 映画評論家:柳下毅一郎 映画評論家:滝本誠 精神科医:斎藤環 文筆家:持田保 細野晴臣 映画監督:山中瑶子 リンチが計画していたドラマ・シリーズ『Unrecorded Night』について滝本誠によるコメントあり。細野晴臣の『ツイン・ピークス』への愛、ジュリー・クルーズとの思い出は、短い時間だけど必聴。 2025年02月25日 08:53まで、 radiko で聴取可能。

高木完著『東京 IN THE FLESH』

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2022年3月20日、イースト・プレスより刊行。 1979年6月25日にゴジラ・レコード第5弾シングル「おきまりの午後 c/w In The System」(GZ-222)をリリースしたFLESHのヴォーカル、その後はDJ/ヒップホップ/クラブシーンへと活動の場を広げていく高木完の自伝的語り、および交友関係の対談を掲載した書籍で2022年に刊行された。 高木完はFLESH(オムニバス『ゴジラ・スペシャル・ディナー』で聴いた)の他、いとうせいこう&TINNIE PUNX『建設的』、ソロは『フルーツ・オブ・リズム』、『グラス・ルーツ』、『ヘヴィ・デューティ vol.1』まで聴いた。あと『星くず兄弟の伝説』のサントラも聴いたな。 この本の冒頭15ページには写真が掲載。母君に抱かれる生後2ヶ月から、FLESH、東京ブラボー、タイニーパンクスのステージ写真等が掲載されている。 文章部分は大きく2部に分かれていて、ひとつは「いくつかの場面」と題された“少年時代からヒップホップに出会うまでの自分語り”が60ページほど。こちらにも写真(モノクロだけど)やチラシ等が数点ある。 ふたつめは「東京 IN THE FLESH」と題された、高木完がナビゲーターを務めるJ-WAVEのラジオ番組「TOKYO M.A.A.D SPIN」の友人や先輩を迎えての対話を収録していて約380ページほど。登場するのは、  1. ヤン富田   2. 近田春夫  3, 高橋盾(UNDERCOVER)  4. 大貫憲章  5. NIGO®  6. 小泉今日子  7. 宇川直宏(DOMMUNE)  8. 細野晴臣  9. 小西康陽 10. 戸川純 11. レック 12. K.U.D.O(MAJOR FORCE) 13. EYE 14. YoshimiO の14名。 日本のロックやクラブカルチャー裏話的な内容から、高橋盾の東京セックス・ピストルズの話や、キョンキョンのアナーキー好きとかあまちゃん挿入歌の教授のエピソードや、戸川純の女優志望の話とか野音でみたRCとリザードの話や、レックのライヴ・オムニバス『東京ロッカーズ』のジャケは気に入ってないとかあの時フリクションのライヴ録音フルで残ってるんじゃないか等々、いずれも色々...

シーナ&ロケット「ユー・メイ・ドリーム」

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1979年12月5日、アルファ・レコードよりリリースのシングル。 シーナ&ロケッツを題材としたNHK福岡発のドラマ『You May Dream』が遂に全国地上波放送される。2018年3月2日に九州沖縄地方で先行放送され、5月6日にはBSプレミアムで全国放送、ようやく全国地上波放送が決定した。放送はNHK総合で9月24日に予定されている。出演はシーナ役には石橋静河、鮎川誠役に福山翔大、NHKの公式サイトの写真を見ると二人とも雰囲気あってどんなドラマになってるのか楽しみだ。 1979年10月にリリースされたシーナ&ザ・ロケッツ(このシングルの日本語表記はシーナ&ロケット)の2枚目のアルバムで、アルファ・レコード移籍後、最初のアルバム『真空パック』に収録されている「ユー・メイ・ドリーム」は、同年12月に「ユー・メイ・ドリーム c/w レイジー・クレイジー・ブルース」のカップリングでシングルカットされた。初回リリース時はアルバムの初回ジャケと同じ鋤田正義フォト、WXY(羽良多平吉+大類信)デザインの“ラップ・ジャケ”だった (メンバーをラップしたのはカメラマン鋤田正義のアイデア)。 1980年になって「ユー・メイ・ドリーム」が日本航空のテレビCMに使われたこともあり注目され、再度バンドとレコードをプッシュする事となり、アルファ・レコードの村井社長から“鮎川君とシーナの顔は見えた方がいいよ”と言われたことから、操上和美によるフォトセッションが行われ、レコードが再プレスされた際に、アルバム『真空パック』、シングル「ユー・メイ・ドリーム」ともにジャケットがモノクロのメンバー写真に差し替えられた。 アルバム『真空パック』は細野晴臣プロデュース、“ロック・バンドというよりは新しいニュー・ウェイヴ・バンド”というコンセプトで、ロックンロ―ル・バンドをテクノに加工したサウンドは当時かなり批判的な意見があったが、ニュー・ウェイヴ、テクノ・ポップの浸透もあり広く注目を集めるレコードとなった。私も当時は加工し過ぎと思ったが、今となっては名盤に挙げる…。鮎川自身もレコーディング中、若干の迷いがあったようだが “スタジオでやれることは思いっきりやってみようよ” という細野の言葉に励まされたという。 「ユー・メイ・ドリーム」の作詞は柴山俊之とクリス・モスデルで、シーナによれば柴山から貰った当初のタイ...

私の放浪音楽史 Vol.71 松田聖子『CANDY』

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1982年11月、CBSソニーよりリリースのアルバム。 大滝詠一の『DEBUT AGAIN』を聴いてオリジナル歌手・ヴァージョンを集めたCD-Rを作ろうと思っていろいろCDを出したり調べたりしていたんだけど、『DEBUT AGAIN』収録曲の他に、あー松田聖子のアルバム『Candy』にも大滝詠一が曲書いてたなぁなどと思ってウィキペディアを読んでたら、細野晴臣作曲の2曲はアナログ初期盤収録とCD化されているヴァージョンが違うというのを読んで興味が横道にそれてしまった。  “タレントロボット タレントロボット 操られ人形  人の作った歌を歌って さもわかったように  騙し騙しの銭儲け”  ―アナーキー「タレントロボット」― 松田聖子のアルバム『Candy』がリリースされた1982年当時、パンクやニューウェイヴにのめり込んでいた私の芸能界への思いはアナーキーの曲「タレントロボット」の歌詞のようだったのだが、それでもテレビやラジオで頻繁に流れている歌謡曲は小さい時からずっと接していることもあり反発しながらも耳馴染みはいいので自然に覚えてしまうようなものだった。それに女性アイドルにも興味がいく年頃。まわりでは聖子だ明菜だ薬師丸だ、とみんな贔屓のアイドル歌手のレコードを集めていたものだ。 松田聖子は登場した時からテレビに出ていたというか、デビュー曲が化粧品CMソングだったから当然頻繁に耳にするわけで、そこからずーっとまぁ松田聖子の曲は聴いていた。デビュー当時のはつらつとした印象の頃はレコードを借りて聴こうという気もなかったのだが、松本隆が作詞を手掛けるようになった後の、心の陰影を織り込んだ曲を歌うようになってからは友人に借りてアルバムも聴くようになった。この『Candy』も確かMくんかWちゃんに借りたんだと思う。 以下作曲者毎に紹介。 ストリングスが流麗なアレンジの1曲目「星空のドライブ」と3曲目「未来の花嫁」、唯一収録されたシングル曲でチャート1位になった「野ばらのエチュード」が財津和夫作曲作品。「四月のラブレター」とアナログではB面1曲目のオールディーズ風&“むすんでひらいて”「Rock'n' Roll Good-bye」が大滝詠一作曲・編曲(多羅尾伴内名義)作品。時期的に大滝にとっては『イーチ・タイム』にむけての前哨戦となった。 トロピカルな3分にも満たな...

細野晴臣「STELLA」

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2006年9月発表のDVD『東京シャイネス』初回限定盤特典ディスクより。 2005年9月4日狭山稲荷山公園「ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル」。  午後3時過ぎから降り出した雨は激しく降り続き、観客は雨に打たれ、ぬかるんだ土の上か、 坂になっているコンクリートの上を流れてゆく雨水に足を浸けて立ってステージを見るしかなかった。もちろん出演者達も、豪雨と対峙していたことはいうまでも無い。雨粒に向かって叫び、雨音と競演し、雨風を通じて観客と一体化していた。 観客達のためにセットリストを変えた佐野元春のステージが終わるころ、4時間近く降り続いた雨がようやく止もうとしていた。 佐野の最終曲「インディビジュアリスト」が熱狂的に終り、アンコールを求める歓声が主催者の“アンコールはありません”のアナウンスに よって収まると、観客を静寂と虫の声が包んでいた。 あの豪雨の中で誰もが“最後まで続けられるのか”と思ったことだろう。 観客は“見続けられるのか”、スタッフや出演者達は“予定通りに全出演者のライブを終了させられるか” と考えたに違いない。過ぎ行く夏の日にレジャーシートの上で横になり、のんびりとライブを見ようと思ってやって来た人達、 またそんなライブを創りあげようとしてきたスタッフ、出演者にとってこの長時間の豪雨はまったく予想外だった。 そして予想外の緊張を生んだ。 この『東京シャイネス』の本編(特典ディスクではなく、福岡と京都でのライブ)に付属しているブックレットの「ろっかばいまいべいびい」 の細野自身による解説で、その日の細野の気持ちというか考えが語られていて興味深い。 “普通であれば中止になるような危険なほどの雨が降って、僕自身試されていた”が、雨が上がりライブが出来て“奇跡的なライブだった”。しかし状況的にも心情的にも“危ない橋を渡ったという感じです”と言う発言をしている。 福岡、京都のライブでは落ち着いて、リラックスした表情を見せているが、この特典ディスクで見られる狭山での細野の表情はどこか緊張している。 もちろん昔の曲を、自身の新しいバンドにより大勢の前で演奏するという緊張感はあるだろうが、 やはり先に引用したような気持ちがあったのだろう。 当日私はステージとミキサー卓の中間あたりで見ていて、細野の表情は見えなかったが、今回の特典ディスクの内容は、 こ...