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YELLOW MAGIC ORCHESTRA『NO NUKES 2012』

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RADIOACTIVITY IS IN THE AIR FOR YOU AND ME WHENN'S UM UNSERE ZUKUNFT GEHT

SHEENA & THE ROKKETS『#1 SPECIAL EDITON』

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シーナ&ザ・ロケッツのファースト・アルバム『#1』が1979年のオリジナル仕様で鮎川誠秘蔵音源シリーズAYU-Recordsより2024年3月25日にリリースされた。 『#1』は1979年にエルボンよりオリジナルがリリースされ、1986年にヴィヴィッドからアナログ盤、1994年にCHOPからCD化、2004年にヴィヴィッドからCD再発と何度か再発されているが、これらの再発に関してはバンド側に了解なくおこなわれ、鮎川、シーナも全く知らされておらず印税も入っていないということだ。また曲順などオリジナルと異なる仕様でリリースされていたので、オリジナル・エルボン盤仕様での再発は今回が初となる。 通常盤に加えて、初回限定のスペシャル・エディションがリリースされ、スペシャル・エディションには、 下記の3枚のCD、 ・『#1』オリジナル+ボーナス・トラック(通常盤と同じ) ・『#1 MONO』モノミックス ・『御法度盤 鮎川誠の”素晴らしきロックの世界”』(アルファ時代のライブ等秘蔵音源集) それに下記の特典アイテム、 ・鮎川誠とシーナのフォトブック「#1Rokkets FIRST Recording Day」 ・エルボン盤LPミニポスター(両面デザイン) ・特製コルクコースター ・月刊鮎川誠No.5 が特製赤ショッパーに入れられていた(右上の写真)。 アルバム『#1』に関してはマスターテープからではなくシーナの生家から見つかったテスト盤をマスターとしているため若干のスクラッチ・ノイズがあるが通常聴く分にはほとんど気にならない。ボーナストラックで収録されているシングル・ヴァージョンの「涙のハイウェイ」、そのシングルB面曲「恋はノーノーノー」も盤起こしのようだ。 しかし、ようやくオリジナルの曲順・ヴァージョンで『#1』が聴けるのは非常に嬉しいし、オリジナル仕様はしっくりくる。セカンドラインなリズムの「夢見るラグドール」(サンハウスの「夢見るボロ人形」)で始まるのがいい。「レモンティ」をはさんでアルバム・ヴァージョンの「涙のハイウェイ」は、冒頭のSEが無かったり、シーナのヴォーカルや演奏も落ち着いている感じを受ける。これまでプロデューサーとしてクレジットされていた柏木省三の名前は無くなり、プロデュースは鮎川誠となっている。 SHEENA & THE ROKKETS #1 『#...

『宝島AGES No.1』

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宝島社発行、宝島2月号増刊、2014年12月25日発売。 雑誌宝島を毎月読んでたのは1982年~1984年頃かなぁ。1985年~1988年頃までは時々買っていたと思う。当時の宝島は音楽、映画、書籍、ファッション、流行りものからちょっと懐かしい70年代もの、カウンター・カルチャーを含め若者カルチャー全般を取り上げていて、私は主に新譜やライヴ・レポートなんかの音楽情報、邦楽アーティストのインタビューが目当てだったけど、核とかコンピュータ等のテーマを取り上げて解説した“キーワード図鑑”のコーナーも面白かった。確か90年代はグラビア誌でそのあと経済誌に変わってたと記憶しているけど、今は全く手に取ることもない。調べてみると月刊で雑多な情報を扱う雑誌になってるな。 忌野清志郎が表紙の『宝島AGES』は1980年代の日本のカルチャーを振り返る増刊号。80年代前半の宝島といえばRCサクセションとYMOというイメージもあるが、この増刊号には、RCは三宅伸治と片岡たまき(元マネージャー)の対談、YMOはデザイナーの奥村靫正への取材が掲載されている。私的に一番面白く読んだのは1980年代を振り返る町田康とよしもとばななの対談で、6ページとボリュームがあり笑える内容でもある。映画『爆裂都市』に関しての話しもあり。 80年代の漫画といえばやはり『AKIRA』で、アシスタントの高畠聡へのインタビュー、これも興味深く読んだ。“今を生きる80'sバンド”というコーナーでは、ラフィンのチャーミーとPON、スタークラブのHIKAGE、ニューロティカのアツシ、ガスタンクのバキパーソンズのJILLと渡邊、KENZI&THE TRIPSのケンヂ、原爆オナニーズのTAYLOW、ジューシーフルーツのイリアとトシ、ピーズの大木へのインタビューがある。多くはアラウンド50ってところで、老いゆく身体へのいたわりが感じられる。髪の毛問題も深刻か。 “アトミック・カフェ 反核・脱原発の30年”と題されたAtomic Cafe Festivalを振り返る記事も面白かった。ルースターズは1984年~1986年まで毎年アトミック・カフェ関連のライヴに参加しているな。 まぁそんな感じの内容だけど、やはりVOWは爆笑もの。No.1だけど次はあるのかな。80年代を振り返るというのは懐古趣味なのか再評価なのか、雑誌一冊...

私の放浪音楽史 Vol.26 YELLOW MAGIC ORCHESTRA『増殖:MULTIPLIES』

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1980年6月アルファよりリリースのアルバム。 洋楽ではストラングラーズ、クラッシュ等、邦楽ではリザード、ヒカシュー、パンタ等を聴いていた1980年頃。世間的にヒットしていたのはYMOだった。1979年リリースの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録されている「ライディーン」はシングル盤でもリリースされ大ヒット。当時はこの曲にあわせて踊るのが流行ってた。原色の竹の子族的な衣装で、長い鉢巻とかして。高校の運動会とかでもこの曲を使って踊って応援してる人がいましたよ。そういうのを見るのが嫌だったし、それでYMOは当時聴かなかった。聴こうとしなくても耳に入ってきたけど。『ソリッド・ステイト~』もファーストのUS版もどこかで聴いていた(ファーストUS版のジャケットは好き)。 このアルバム『増殖:Multiplies』は面白いギャグが入ってるからって借りた覚えがある。アナログ・リリース盤は10インチで、このサイズが変わってるなと思ったが、その10インチのジャケットを12インチサイズにあわせるため段ボールで外枠を作ってるのも奇妙だった(ずらり並んだ人形のジャケも)。 そんな訳で『増殖』を借りたものの音楽は特に興味がなくまともに聴くこともせず、“スネークマン・ショー”と題された幾つかのギャグ/コント目当てだった。小林克也と伊武雅刀のやり取りが爆笑というかニヤリな内容だった。英語コンプレックスを題材にしたものや、 “開けろ!” “だ・だあ~れ~?”が流行った警察ネタもの、林家三平のパロディ(中国での落語公演、時間差爆笑)、なんといってもロック評論をネタにした“良いものある、悪いものもある”が最高だった。普遍的な内容だ。 だけど後々あらためて楽曲を聴き素晴らしいと思った。プラスティックでエロティックでゴシックな歌詞に時事ネタを織り込んだポップな「Nice Age」、アーチー・ベル&ザ・ドレルズのカヴァー「Tighten Up (Japanese Gentleman Stand Up Please!)」はスカを意識したグルーヴィーな演奏もさることながら、キテレツな小林克也のヴォイスも面白い。ソリッドで近未来的なイメージの「Citizens of Science」、シャープなスカの「Multiplies」(「荒野の七人のテーマ」がモチーフに使われている)。この4曲はどれも大村...