佐野元春 WITH THE HEARTLAND 「ロックンロール・ナイト」
2013年12月リリースの『No Damage Deluxe Edition』より。 佐野元春が1983年4月にリリースしたコンピレーション・アルバム『No Damage~14のありふれたチャイム達~』が、同コンピの最新リマスターCD、1983年3月の中野サンプラザでのライヴを収録したライヴCD、1983年7月に公開された映画『FILM NO DAMAGE』を収録したDVDの3枚組デラックス・エディションとしてリリースされた。 オリジナルのコンピ『No Damage』は友人にレコードを借りてカセットに録音し良く聴いていた。特に“Boys' Life Side”と名付けられたアナログA面は各曲の配置・流れも良かったなぁ。いや、B面“Girls' Life Side”も良い曲揃ってる。まぁ、とにかく繰り返し聴いていたアルバムだった。その割には『No Damage』のアナログ盤やCDを自分で買うことはなかったのだけれど(細かなヴァージョンの違いはあるけど収録曲の7インチやオリジナルアルバムや他の編集盤CDを持ってるから)、今回はライヴCDにつられて購入。 そのライヴCD『ロックンロール・ナイト ライヴ・アット・サンプラザ1983』は1983年3月18日、中野サンプラザでおこなわれた“Rock'n' Roll Night Tour”最終日の模様から14曲を収録したものだ。この時のライヴからは、いくつかの楽曲がビデオ『Truth '80-'84』や『The Out Takes』、ライヴCD『THE GOLDEN RING』に収録されているが、こうしてまとまって1枚のCDになるのは初めて。アレンジがガラリと変わった「バック・トゥ・ザ・ストリート」や小粋な演奏で観客とのやりとりも楽しい「ドゥ・ホワット・ユー・ライク」も聴きどころだ。 今回このライヴCDで改めて「ロックンロール・ナイト」を聴いて、あぁこの曲に凄く影響受けたな、と感慨に浸ってしまった。オリジナル・スタジオ・ヴァージョンが収められているのは1982年リリースのアルバム『サムディ』。このアルバムに出会った頃にはオートバイや車の免許を取れる年齢になり、活動範囲も広がり、深夜・朝までの活動(要するに夜遊び)が可能になった時期。都市の若者達を描いた『サムディ』は地方に暮らす若者達...