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JAJOUKA『ASADACARIBU』

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2020年9月16日、LABORATORY RECORDSよりリリースのアルバム。 前作リリースから約3年半ぶりのJAJOUKAの新作。 ほぼ日本脳炎のメンバーが揃い2016年にバンド名がひらがな表記になり、前作『じゃじゅうか』を2017年にリリース、さらにバンド名は日本脳炎じゃじゅうかに変更。2018年初頭にはバンドHPのブログに日本脳炎のヴォーカルだったキイチをバンドに誘っていたという逸話が掲載されていた。数度バンドに誘うもキイチは ”このバンドで俺に何が出来るか自信がない” と固辞した、とある。日本脳炎再生は実現しなかった。2019年にはバンド名がじゃじゅうかに戻り、ベースの130が去り、ヒノ(=松)は弾き語りライヴを始め、2020年早々にはギターのパティ脱退の報告が。 Vo/G ヒノ& D マルは、2人でユニットとして活動していくことを確認、バンドスタイルの音源(つまり前作)は、じゃじゅうかのファーストアルバムにはしたくないってことで今回、全てを自身(Vo/G ヒノ& D マル)の力で製作しようとPCやソフトを一新し自らが納得のいく音源をDIY作成したのがこのアルバム。バンド結成10周年記念盤。 収録曲は、 1. DRY 2. WHY 3. FRUSTRATION ARMY 4. 真夜中のシークレット 5. 100%の退屈 6. 流線形 7. 紛れ込んでブルー 1はJajoukaの3rdシングル「ERECTROCK」収録曲の再録。 2は前作『じゃじゅうか』に「Why...!?」として収録されていた曲の再録。 3も前作『じゃじゅうか』収録曲の再録。 4はJajoukaの3rdシングルや前作『じゃじゅうか』収録曲の再録。 5は日本脳炎のアルバム『香港カフェ』やTHE BACILLUS BRAINSのアルバム『電撃都市通信』、前作『じゃじゅうか』収録曲の再録。 6は日本脳炎の代表曲で『狂い咲きサタデーナイト』収録曲の再録。 7はJajoukaの1stシングルやJajoukaの3rdシングル、前作『じゃじゅうか』収録されていた「僕と悪魔のブルーズ」を改題して再録。 こうしてみると前作『じゃじゅうか』収録曲をプラスして、エレクトリッック/テクノ路線を追求した3rdシングルを発展させたものといえるか。 現体制での最初の音源ということで、前作収録曲を再録音...

じゃじゅうか「Why…!?」

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2017年3月15日、LABORATORY RECORDSよりリリースのアルバム『じゃじゅうか』より。 前作リリースから約2年半ぶりの新作。ヴォーカル&ギター・ヒノケン、ドラム・マルに、日本脳炎の元メンバー、ギター・パティ、ベース・130(ヘルプらしい)が加わりメンツは最強に。私的に思うのはROCK'N' ROLL GYPSIES化したな…。バンド名の表記はひらがなの“じゃじゅうか”にあらためられた(ロゴの感じから思うに暗黒大陸じゃがたらの南蛮渡来の影響あり)。予算の関係なのか、プラケースやジャケットもなく、CD収納袋にCDを入れて曲名表記のシールを貼ってあるだけの簡素な作り。作詞作曲者名も、メンバーや録音クレジットも、もちろん歌詞を印刷したカードも付属していない。まぁ大方のインフォメージョンはネットから得られるということか…。私は通販で購入したが思わず購入先にジャケットはないのかと連絡したくなった。うーん、これでいいのかと思ったが、そんな些末な事はCDプレイヤーのプレイ・スイッチを押すまでの事だ。これだよ、これ。パティのポップなギターとヒノケンのブルージーなギターの絡み。キレとパワーのあるリズム隊、ヒノケンのヴォーカルにはロックンロールの魂が宿っている。今回はアルバムということで、これまで発表してきた曲も新たにレコーディングして収録されている。 収録曲は、 1. Howlin' 2. Frustration Army 3. Particular Girl 4. 真夜中のシークレット 5. 100%の退屈 6. Why...!? 7. 僕と悪魔のブルーズ 8. サヨナラベイビー 1はTHE BACILLUS BRAINSのアルバム『祭り囃子が聴こえる』に「Hellhound」として、Jajoukaの1stシングル「Hellhound On My Trail」として収録、Jajoukaの2ndシングルにもボーナストラック収録されていた曲の再録。 4はJajoukaの3rdシングルに収録曲の再録。5は日本脳炎のアルバム『香港カフェ』やTHE BACILLUS BRAINSのアルバム『電撃都市通信』収録曲の再録。7はJajoukaの1stシングルやJajoukaの3rdシングルに収録曲の再録。8はTHE BACILLUS BRAINSのアル...

日本脳炎「流線型」

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これは並べておきたい動画。 日本脳炎でもっともポップな楽曲「流線形」にのせて、石井聰亙監督『狂い咲きサンダーロード』のシーンをメインに、『Hard Hit Virus』や『Dead Heat Disco』に収録されている日本脳炎の演奏シーンやプロモ・ビデオも使用、さらに柳町光男監督・1976年公開のドキュメンタリー映画『ゴッド・スピード・ユー!BLACK EMPEROR』からのシーンも織り交ぜながら作られている。 『狂い咲きサンダーロード』のヴィヴィッドでスピーディなシーンと、ビルディングに切り取られた“流線形”の夜空の下を駆け抜けるモノクロの映像がマッチしている。

日本脳炎「BACILLUS BRAIN」

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よくできた『爆裂都市』のダイジェストともいえる。“We Want Battle!”から1984の「ソルジャー」をイントロに日本脳炎の「Bacillus Brain」にのせて。 “20000Vでぶち込め!” ラストの黒沼&ブルーのシーンで流れるのはThe Bacillus Brains「Temptation Feelin'」。

JAJOUKA『ERECTROCK』

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2014年7月リリースのシングル。 日本脳炎~The Bacillus Brainsのギタリストだった、ヒノケンこと日野研志率いるJajoukaの3枚目となるシングルがリリースされた。 パーカッシブなブルースを追及した2011年のアナログ・シングル「Hellhound On My Trail c/w 僕と悪魔のブルーズ」、ファンク&ダンサブルな2013年のシングル『Joy』に続くものだ。今回はエレクトリック/テクノな手法が目立ち、更なるJajoukaの進化を聴くことができる。ニュー・シングルのタイトルは『Erectrock』。“Electro”じゃなくて“Erect”、“Pop”じゃなくて“Cock”でもない“Rock”。うーむ捻りが効いているのだろうか、そのままなジャケットではある。歌詞カードのグラフィックに使われている映画の“Westworld”っぽいイラストの方がカッコよかった思うけど、こっちの方がインパクトあるかな。ファーストシングルに収められていた「僕と悪魔のブルーズ」の再録を含む3曲入り。ドラムが一人抜けて3ピースとなっているようだ。 「Dry」は遊びたりない乾いた気持ちを歌った“早くしなきゃ朝が来る/早くしなきゃ世が明ける”っていうフレーズが鋭いダンス・ナンバー。6分余りの長さを感じさせない様々なサウンドが詰め込まれたJajoukaのニュー・センセーションな1曲。「真夜中のシークレット」はオートチューンを使用したと思われるヴォーカルが特徴なポップ・チューン。世知辛い都会暮らしを “窮屈な時を(TOKIO)過ごしているよ”という言葉遊びも面白い。再録された「ボクと悪魔のブルーズ」も原曲のポップさを更にブラッシュアップさせたアレンジで聴き易くなっている。ちょっと線の細いヒノケンのヴォーカルもリリースを重ねる毎に良くなり楽曲に合ったものとなってきていると思う。

OMNIBUS a Go Go Vol.46『TRIP IN HARDCORE』

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2000年代のバンドで一番入れ込んだのは日本脳炎かもしれない。 80'sのテイストとロックンロール、パブ、パンク、ハードコアの歴史をミックスさせた音像は魅力的だ。気付けば音源のほとんどが手元に…。 このオムニバスはTRIPIN' ELEPHANT RECOREDSから2006年11月にリリースされた。日本脳炎はEP『HARD HIT VIRUS』、アルバム『CRAZY SATURDAY NIGHT』(ともに2004年リリース)に続いて3度目の収録になる「OUT SKOOL PARTⅡ」と、ライブでの配布カセットテープ『導火線まで45分』(2005年)に収録されていた「やけっぱちのALL RIGHT」、「電光石火の色男」の再録を収録。もちろんゴキゲンなバチラスロックンロールを聴かせてくれるが、初期からのメンバー(+Patty)の音源としては最後の録音になった。 その他、the原爆オナニーズのストロングな3曲、BAREBONESのファスト/ヘヴィチューンが3曲、チバユウスケとイマイアキノブによるMidnight Bankrobbersの1曲を収録。 日本脳炎はこの後2007年には初期音源をまとめた『KICK BOY FACED Vol.1』をリリース、2008年にはバンド表記をTHE BACILLUS BRAINSに変更、桜田と火野の他はメンバーを入れ替え再び4人組となり、メジャーのAVEXから3枚アルバムを発表するが2010年に解散した。 このオムニバスがリリースされた2006年頃がひとつのピークだったと思うが、次へのステップアップがうまくいかなかったようで非常に残念だ。 日本脳炎の『HARD HIT VIRUS』リリース時と『CRAZY SATURDAY NIGHT』リリース時のインタビューが loft-project2004年4月 の記事と loft-project2004年10月の記事 にあり、彼らの音楽的背景が窺える。