投稿

4月, 2005の投稿を表示しています

POTSHOT「可愛いアノ娘」

イメージ
2001年1月発表のマキシ・シングル「In My Heart / 可愛いアノ娘」より。 そのまんまロッカーズの1stアルバム『WHO TH eROCKERS』を模したジャケットでのリリースに並々ならぬリスペクトを感じるが、 スタジオバージョンがリリースされていないロッカーズの名曲「可愛いアノ娘」を取り上げるところが素晴らしい。 もともとThe Whoバージョンの「Summertime Blues」なアレンジだったが、そのあたりをホーンが担当。 歌メロをなぞるバッキング・ギターが強調され、軽やかなドラムでハッピーな仕上がり。 Potshotは80年代の日本ロック・カバーをシングルで取り上げたり、トリビュート盤に参加したりして親近感があったのだが (ボーカルのRyojiは映画『ロッカーズ』のサントラでロッカーズの「ロックンロール・レコード」も歌っている)、 2005年夏で解散すると発表した。リスペクタブル・ルースターズに参加していたバンドが少なくなっていくなぁ...。

PEALOUT「CIRCLE OF THE METALIC SEASON」

イメージ
1996年8月発表のマキシ・シングル「Let Me Sink In The Deep Reddish Sky」より。 95年11月にリリースされたPealoutの1stシングル(7インチ)のCD化の際に録音され追加収録された。イントロのピアノ(ちょっぴりクイーンの「手をとりあって」を思わせる)、 続くアコースティック・ギターのストローク、歌が始まりコーラスの後半でドラムのキックとベースが入ってくる導入部が美しい。 “僕達”が共に過ごした日々や季節を、感じた事や信じた事を確かめるように歌う歌詞(英語詞)が切なくても、  “僕達は進まなければ 二つの道が決して交わらなくても” という言葉を力強く感じ、個人的には強い結束の歌だな、とずっと思っていたのだが、 2005年7月でPealout解散というアナウンスに、それぞれの道がもはや同じ目的地ではない事を知った(別にバンドの歌じゃないかもしれないが...)。 MIDIから出た2ndアルバム『ONE』にもこの曲は収録されているが、CDシングルのバージョンの方が輝いていると思う。 あの最初のコーラスの後半で入るドラムのキックとベースが弱くて、美しく聴こえないっていうのが理由だけど。(2005.4.10)