OMNIBUS a Go Go Vol.25『FAR EAST HARDCORE』

SLAM RECORDSより1995年にリリースされたハードコア・オムニバス(制作はGOD'S POPレコードのようだ)。『NEW YORK CITY HARDCORE』を模したジャケット・アート、『NEW YORK~』の裏ジャケはCBGBに集まるオーディエンスだったが、 こちらは新宿LOFT(西口にあった時の)。10バンドほぼ2曲~3曲ずつ、全21曲収録。この時代の趨勢というかハードコアといってもショート&ファスト!といったスタイルだけじゃなくヘヴィ&ラウドでミクスチャー、ミドルテンポもあり。

BLIND JUSTICE名義のENVYは、1stアルバム『Breathing And Dying In This Place...』に再録された「You Have A Voice」が収録されている。もう1曲は「In The Middle of The Rage」。2曲ともハードコアにスクリームヴォイス。痺れるサウンド。
ショートチューンが小気味好い京都のBRICKBUTT、大阪からはWrestlin Crime MasterとTJ MAXX。千葉からはSWITCH STYLE、ツインボーカルでユーモラスな歌詞のヌンチャク「マラダイス」1曲のみ。 仙台のHALF LIFEはACCUSEDのカバー「Wrong Side of The Grave」と、もう1曲は対照的なヘヴィチューン「Change My Life」。地方性も豊かだ。
その他、現在はtoeで活躍している山嵜廣和が在籍していたSMELLING CUNTS、ヘヴィ・ミクスチャーのWRENCH、ファッションブランドDEVILOCKのディレクター遠藤憲昭が在籍していたGMFを収録。

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