OMNIBUS a Go Go Vol.40『RELAXIN' WITH JAPANESE LOVERS』
岡崎友紀「ジャマイカン・アフェアー」、南佳孝「Midnight Love Call」は共に1980年リリースのオリジナルからセレクト。キャンディーズ「やさしい悪魔」、郷ひろみ「林檎殺人事件」の共に1978年リリースの楽曲を優れたダブミックスにした楽曲 (前者はJ.Saul Kane、後者は藤原ヒロシによるremix)もあり、懐かしくも新鮮に楽しめる内容だ。
オープニングトラックの中島美嘉によるオリジナル・ラブのカバー「接吻」は、屋敷豪太、松永孝義のMUTE BEATリズム隊と、ギター山本貴志、キーボード(サウンドプロデュースも)森俊也のROCKING TIME組による演奏に中島のしっとりボーカルをのせた好トラックで、The Pop GroupやThe Slits等数多くのプロデュースでも知られるDennis Bovellによるダブミックス“Dennis Bovell Lovers Mix” を収録。同時期にリリースされた中島美嘉のCDシングル(コピーコントロールだ.…)「接吻」にはボーカルトラックもザックリ刻んだ “Dennis Bovell Lovers Mix #2”が収録されていた。
MAD PROFESSORによるダブミックス“Lovers Rock Mix”のBIRD「桜」は、ダブ処理されたギターやリズムトラックに重なる流麗な二胡のフレーズが対照的で美しい。PIZZICATO FIVE「LOVER'S ROCK」は同じくMAD PROFESSORによるリミックス・バージョンを収録。
他、チャラの「Junior Sweet」は大沢伸一による“Sakuragarian Dub Mix”、椎名純平with篠原涼子「Time of Gold」は “Reggae Disco Rockers Golden Mix”、キリンジ「フェイバリット」“Skyscraper Disco Mix”、TICA「Small Town Girl」等を収録。
“RELAXIN' WITH LOVERS”JAPANESEシリーズはVol.4までリリースされているようだ。