THE BLUE HEARTS『チェルノブイリ』

ペーパースリーブの表面はタイトルのみのシンプルなデザイン。
インディの“ジャグラー”からリリースされたが、当時所属レコード会社だった三菱系の“メルダック”に配慮したものだったという。







スリーブ裏面にはロシア語で“チェルノブイリ”・メンバー名・歌詞と作詞作曲者名(ともに真島昌利)が印刷されている。右下には放射線マークと“For What?"。

リリース当時あまりピンとこなくて、日本のどこかの都市がチェルノブイリみたいになったら嫌だ、みたいな歌なのかなと思っていた。2011年3月11日以後に聴くと“誰かが線をひきやがる騒ぎのドサクサにまぎれ”という部分が印象にのこる。あの放射能拡散の騒ぎの中10km・20km・30kmと線が引かれていった。

この7インチは片面1曲のみのシングルでレーベル面はやはり放射能マークを模したデザイン。

リリース当時は“チェルノブイリには行きたくねぇ”と聞いてソ連(ウクライナ)の人がどう思うかなんて考えてもみなかったが、 今“フクシマには行きたくねぇ”と歌われるとあまり気分は良くない。でも何処かの国のパンクスが歌っているのだろうか。




Label : JUGGLER
Release : 1988年7月1日
Format : 7inch Analog 
Catalog Number : 04-JEM-0001
TRACK LIST
A Side: チェルノブイリ

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