OMNIBUS a Go Go Vol.70『MODS MAYDAY '79 (re-released 2002)』
1979年リリース版では3曲のみ(もちろん最強モッド・ナンバー3曲だった訳だが)、1996年リリース続編では収録されていなかったシークレット・アフェアのライブが追加収録されている。注目はテンプテーションズのカバー「Get Ready」で、タイトなリズムにギターのカッティングとペイジのボーカルがクールでかっこいい。スタジオ録音としては残されていない曲だ。 ファースト・アルバムにも収録されるスモーキー・ロビンソン&ミラクルズのカバー「Going To A Go Go」のライブバージョンもエキサイティングで、マートン・パーカスの「Tears of A Clown」と並ぶ名ネオ・モッド・カバーと思う。
ファースト・アルバム収録となる「Days of Change」、「Glory Boys」、「Shake And Shout」、「Don't Look Down」や、セカンド・シングルのB面曲になる「Sorry Wrong Number」、セカンド・アルバムからのシングル・カットとなる「My World」が次々と演奏される。もちろんスタジオ・バージョンのリリースは後の事だ。「Time For Action」と「Let Your Heart Dance」の2曲はアンコール演奏分も追加されてシークレット・アフェアは13曲となり、他のバンドは前2枚に収録済みの楽曲だが、バンドごとに並べ替えられ6グループ全39曲入りとなった。