EGO-WRAPPIN' 「NEON SIGN STOMP」

2014年5月リリースのシングル『Bright Time』より。

今年の4月から始まったオダギリジョー主演のTVドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』は約40分程の放送時間で、さりげない人間の情や欲、サニーサイドやダークサイドを描いていて、 時にはオチがあるような無いような回もあるけど、それがかえって良かったりして楽しく見ている。いまのところ探偵ものにありがちな殺人事件や警察との関係が無いのもいい。メインの俳優陣も良いし、毎回面白い依頼を探偵社に持ちかけてくる依頼者も(ほとんどは知らないけど)味のある俳優が演じている。原作のコミックも読んでみたいな。コミックは増やさないようにしているのだけど…。

このドラマのオープニング・テーマとなったエゴ・ラッピンの「Neon Sign Stomp」が番組にジャストフィット。浅草を舞台にしたドラマのような俗っぽく猥雑な雰囲気を持ちつつ、洗練されたメロディーとちょっぴりスパイ映画的な味付けを加えモノラル録音で仕上げた極上の主題歌だ。発売されたシングルには、このドラマのエンディング・テーマでマシーナリーなリズムと深いエコーのかかったギターと中納良恵のヒューマンなヴォーカルが素敵な「サニーサイドメロディー」とジャジーな劇中歌「太陽哀歌(たいようえれじー)」に、「パンドラの箱」を収録した4曲入り。

「Neon Sign Stomp」はミュージック・クリップも工事現場に使用する作業灯というか保安灯というかを使ったパフォーマンスがかっこいいので是非一度。 

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