ENGLAND UNITED「(HOW DOES IT FEEL TO BE) ON TOP OF THE WORLD」
2014年サッカー・ワールドカップ・ブラジル大会はベスト4が出揃った。ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、オランダ。ネイマールの残念な負傷もあった。どれもタフなゲームだった。
日本代表は6/27に帰国し1,000人が空港で出迎えたというが、イングランド代表の帰国にはたった1人なんて話題もあった。
さて私のCDラックから取り出したのは1998年フランス・ワールドカップのイングランドチーム公式ソングの 「(How Does It Feel To Be) On The Top of The World」。
アーティスト名は“イングランド・ユナイテッド”となっているが、Echo & The Bunnymen、Ocean Colour Scene、Spice Girls、Spaceのメンバーが参加したもので、なかなか(当時としては)豪華な布陣。英国のヒット・チャートでは健闘したものの、評判は良くなかったようだ。曲はイアン・マッカロクとジョニー・マーの共作。馴染み易いが平坦で装飾過多なポップ・ソング。前回取り上げたニュー・オーダーのような鋭さには欠けていると思う。ただヴィデオはモーフィングを使って面白く出来上がっているから、子供達に受けそうなイメージ。このヴィデオ込みでは楽しめる。ヴィデオを観ると、まだレス・パティンソンがいる!オーシャン・カラー・シーンからはサイモンのみ参加しているようだ。
“世界の頂点に立つってどんな感じ?”と繰り返す曲だったが、1998年のイングランド代表は決勝トーナメントの初戦アルゼンチンにPK戦の末敗れ姿を消した。