PANTA & HAL『マラッカ』・『1980X』再現ライヴ
PANTA&HALがリリースした2枚のスタジオ・アルバム、『マラッカ』と『1980X』の再現ライヴが11月1日ビルボードライブ大阪、11月3日ビルボードライブ東京で行われた。私は行っていないので、ネット上で幾つかレヴューを読んだが、雑誌「MUSIC STEADY」初代編集長のブログ「Let's Go Steady―Jポップス黄金時代!」のレヴューに詳しく書かれている。
レヴューの中で、“グランドピアノに黒布を被せ、その上には村上元二、中谷宏道、石田徹という、今は亡きメンバーの遺影が置かれ、振り向きながら”パンタがメンバー紹介をした、と書かれていたのが心にしみた。
私がパンタのライヴを見始めた頃(『SALVAGE』の頃)は中谷宏道がベースで、渋いいで立ちで渋いベースプレイを聴かせてくれた。好きなベーシストだった。
右上の中谷宏道の写真はアルバム『16人格』インサートより。
それにライターの吉原聖洋も亡くなっていたのか...。パンタの詩集「ナイフ」の解説や1992年のパンタのアルバムCDリイシューで多くのアルバムのライナーノーツを書いていたのが記憶に残っている。紙ジャケ買ってもこのライナーノーツがあるからCD手放せないんだ。