BRUTUS No.964 「TATSURO'S MUSIC BOOK・山下達郎の音楽履歴書」
2022年6月15日発売の雑誌ブルータス No.964は、新譜『SOFTLY』がリリースされる山下達郎特集。ブルータスで山下達郎特集というとサンソン25周年記念の2018年2月発売No.863以来だ(4年も前か… )。前回の特集は解説も細かな誌上サンソンだったが、今回の特集はクリス松村と達郎のロング対談を中心に、大貫妙子、細野晴臣、矢野顕子、林哲司、といった人々や、竹内まりやからの証言で振り返る山下達郎の音楽活動履歴、ジャケット・アート・ヒストリー、山下達郎全仕事リスト、さらに田島貴男、曽我部恵一、横山剣等による新譜『SOFTLY』楽曲解説、と私のようなコアな達郎ファンでなくても読みやすい内容。アーティスト写真も大きく掲載されていて良いね。
クリスとの対談の中で、ミュージシャンが亡くなった後にリリースされる未発表音源に関する、達郎のアーティストとしてはっきりした発言もある。
新譜『SOFTLY』のジャケットは、達郎自身が漫画家のヤマザキマリに依頼して描いてもらった肖像画を使用。私的にはなんとなく海外ドラマ『ツイン・ピークス The Return』(第3シーズン)に登場するクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)みたいだなーと思っていたんだけど、印象変わった。