RKB毎日放送・ムーブ 2022年第10回『74歳のロックンローラー 鮎川誠』
鮎川誠、74歳。衰えることのないロックンロール魂。
鮎川がよく言ってたマディ・ウォーターズの「The Blues Had A Baby They Named It Rock And Roll」じゃないが、ブルースの子供ロックンロールもずいぶんと歳をとった。娘のルーシーとステージに立ち、可愛くてとてもしっかりしたお孫さんもいる。黒のレスポールもさらに塗装が剥がれ年季が入ってるな。
上の動画はYouTubeのRKB毎日放送公式チャンネルより、期間限定公開らしい。
以下、RKB毎日放送HPより。
1948年5月2日生まれの鮎川誠は今年74歳になった。
福岡県久留米市で米軍人だった父と母の間に生まれた彼はビートルズでロックに夢中になり、福岡のロックバンドの草分けと言われるサンハウスを経て妻とシーナ&ロケッツを結成し上京。バンドは「ユーメイドリーム」の大ヒットを飛ばし女性ロックボーカルの草分けとして多くの女性を勇気付けた。
しかし2015年、バンドのボーカルにして妻であり3人の娘の母でもあったシーナが亡くなる。
公私にわたるパートナーを失った鮎川だったが、バンドはそれまで以上にライブ活動に力を入れる。「ステージに立つとシーナがそこにいるから」という鮎川を、次女の鮎川純子がマネージャーとして支え、最近では末娘のルーシーがボーカルを務める。
彼を慕う人が多い理由の一つは、その温かい人柄と朴訥とした筑後弁で語られる真摯な言葉だ。
「ガキの頃に出会って夢中になった音楽のそばにずっとおれてよかったし、好きなことを変わらずにできることが嬉しい。これからもそんな俺をシーナに見せていきたい」
74歳になる鮎川誠はどこまでもシンプルでピュアなままだ。そんな音楽漬けの日々と家族との姿を追う。