追悼・高橋幸宏
高橋幸宏が2023年1月11日に逝去。70歳だった。
YMOはリアルタイムではいやでも耳に入ってきたけど、当時はブームに反発して企画アルバム的な『増殖』以外は聴いていなかった。後にサイバーパンクなヴィジュアルのファーストのUSリミックス盤から聴き直したな。ミカ・バンドはグラム・ロック経由で聴くようになった。高橋幸宏のソロも『ニウロマンティック』や『ボク、大丈夫』も借りて聴いたが、一番よく聴いたのは鈴木慶一とのユニット、ザ・ビートニクスのセカンド・アルバム『EXITENTIALIST A GO GO』だ。
ジャングリーなギターポップ、ネオアコやニュージャズな雰囲気もあり、ザ・バンド、プロコル・ハルムのカヴァーも収録されていて、親しみやすい楽曲が並んでいる。
影を見つめて 目を閉じる
耳をすませば 風が言う
Do you remember what you were looking for
季節はずれの 僕の心は
夢を見ずに 眠ってる
今が見えずに 笑ってる
I can't remember what I was looking for
I keep on running as for as the plain goes
I take my time to run through the wild life
空を今 抱きしめて
僕はそっと影になる
君の言葉に 少し疲れて
長い夜に 怯えた
熱い朝にも ふるえてる
Do you remember what you were looking for
I take my chance to run from the wild night
I take my time to run through the wild life
空を今 抱きしめて
僕はきっと影になる
空を今 抱きしめて
僕はひとり影になる
空を今 抱きしめて… ”
作詞・作曲:高橋幸宏
「初夏(なつ)の日の弔い (ONCE UPON A SUMMER FUNERAL)」
from ALBUM『EXITENTIALIST A GO GO』(1987年)THE BEANIKS
RIP…。