THE ROLLING STONES『EL MOCAMBO ’77』
1977年9月にリリースされたストーンズのライヴ盤『ラヴ・ユー・ライヴ』にはカナダ・トロントのキャパシティ数百人規模のクラブ、エル・モカンボのライヴから4曲が収録されていたが、この4曲を聴くとエル・モカンボでのライヴをもっと聴きたくなるよね…。
シークレット・ライヴ、少人数クラブでの演奏、渋い選曲…。それで中古のブートレッグを買った。9曲入りのアナログでカラーレコード盤だった。だけど、途中でブチ切れる「Let's Spend The Night Together」や後半のアセテート盤起こしの音源部分は激しいチリノイズでなかなか厳しい音質だった。ジャケは最高だし演奏自体は非常に興味深いのだが…。で、これは聴かないかなーと思って、このアナログ・ブートは売ってしまった。それから数年後、またもや中古で同じジャケで同じ内容のブートCDに出くわす。CDならチリノイズは軽減されてるかも…と僅かな期待を込めて買ってみた、まぁ500円くらいだった思うが。レーベルなのかなCHACO MUSIKで、型番RSCD-377という。まんまアナログ・ブートをCDにしたもので音質もそのまま、やはり後半のチリノイズは激しい。このCDはまだ家にある(右上のジャケ写)。
で、ここからが本題だが、ようやく!遂に!ローリング・ストーンズが1977年3月にカナダ・トロントのエル・モカンボでおこなったライヴが『ライヴ・アット・エル・モカンボ』として2022年5月13日、オフィシャル・リリースされる!1977年3月5日のライヴ全曲に、3月4日のライヴから3曲のボーナス・トラックを追加した全23曲、2CD仕様と4LP仕様(蛍光色Neon Vinyl または Black Vinyl)で発売されるということだ。日本発売ユニヴァーサルのインフォメーションはこちら。
うれしい!だけど、オフィシャル盤のジャケットはどうかな?電飾っぽいところがエル・モカンボな感じなのかな…。1977年のエル・モカンボの写真を使うとか、もう少し工夫が欲しいところ。