Gibson Les Paul Junior使用ミュージシャン その2

先のムック本でジョニー・サンダースの写真が白黒だったのが残念なので、アルバム・ジャケットで紹介。

ニューヨーク・ドールズのセカンド・アルバム『イン・トゥ・マッチ・トゥ・スーン(邦題:悪徳のジャングル)』。ジョニー・サンダースが弾くのはTVイエローのレス・ポール・ジュニア・スペシャル。
















ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズのライヴ盤『D.T.K. Live at the Speakeasy』。日本で1996年にテイチクからCD化された際のジャケット。“中國石”ステッカー・チューンのTVイエロー・レス・ポール・ジュニア・ダブルカッタウェイ。














1989年にリリースされた『ライヴ・イン・ジャパン』。ジャケットはレス・ポール・ジュニア・ダブルカッタウェイを持つジョニーの写真だが、内容は1988年2月3日、渋谷LIVE-INNでおこなわれたジョニーのソロ・アコースティック・ライヴの模様を収録している。発売はJ.A.P. インターナショナル(ディストリビュートはクラウン・レコード)で、プロデュースにクレジットされているのはポートレイト・レコードだった。










ムック本では紹介されていなかったが、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズもレス・ポール・ジュニアを使用していた。

ボックスセット『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』のブックレットに載っていた写真。極初期のリハーサル写真でキース・レヴィン(右端)に、ドラムは極初期のクラッシュのリハーサルに数度参加したジョーの友人パブロ・ラブリテン(後に999のドラマー)が参加。ミックが弾いているのはダブルカッタウェイのレス・ポール・ジュニア。



同じくボックスセット『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』のブックレットからの写真。くわえ煙草でチューニング中?のミック・ジョーンズ。これはシングルカッタウェイのレス・ポール・ジュニア。











同じくボックスセット『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』のブックレットからの写真。ダブルカッタウェイのレス・ポール・ジュニア。










こちらはDVD『THE Essential THE CLASH』のブックレットからで、上の写真と同じ時に撮影されたと思われる。カラーはおそらくチェリー・レッドと思われる。



ミック・ジョーンズがレス・ポール・ジュニアを弾いている映像はプロモ・ヴィデオ「Bankrobber」、「Call Up」(モノクロ)で見られる。さらに「Rock The Casbah」 のプロモ・ヴィデオではTVイエローのダブルカッタウェイを弾く姿がかっこいい。

DVD『THE Essential THE CLASH』→
プロモ・ヴィデオ「Bankrobber」、「Call Up」、「Rock The Casbah」の他、初期クラッシュの「1977」、「White Riot」、「London's Burning」の演奏が収録されていて、ミックのレス・ポール・ジュニアを弾く姿が見られる、 








ミック・ジョーンズのクラッシュ脱退(解雇)後にギタリストとして参加したニック・シェパードもダブルカッタウェイのレス・ポール・ジュニアを使用していた。


最後に今やゴッドマザー・オブ・パンクとも言われるジョーン・ジェットとメロディ・メーカーの写真。ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのアルバム『グッド・ミュージック』アナログ盤のリーフレットより。キマってるね。

ムック本『ギブソン・レス・ポール・ジュニア・プレイヤーズ・ブック』によると、もとはラズベリーズのエリック・カルメン所有のギターで、SGシェイプになる前の1965年頃のメロディ・メーカーをホワイトにリフィニッシュし、ピックアップも交換されているそうだ。スイッチやボリューム、トーンの配置も変更されているらしい。


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