Gibson Les Paul Junior使用ミュージシャン その2
先のムック本でジョニー・サンダースの写真が白黒だったのが残念なので、アルバム・ジャケットで紹介。
ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズのライヴ盤『D.T.K. Live at the Speakeasy』。日本で1996年にテイチクからCD化された際のジャケット。“中國石”ステッカー・チューンのTVイエロー・レス・ポール・ジュニア・ダブルカッタウェイ。
1989年にリリースされた『ライヴ・イン・ジャパン』。ジャケットはレス・ポール・ジュニア・ダブルカッタウェイを持つジョニーの写真だが、内容は1988年2月3日、渋谷LIVE-INNでおこなわれたジョニーのソロ・アコースティック・ライヴの模様を収録している。発売はJ.A.P. インターナショナル(ディストリビュートはクラウン・レコード)で、プロデュースにクレジットされているのはポートレイト・レコードだった。
ムック本では紹介されていなかったが、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズもレス・ポール・ジュニアを使用していた。
ボックスセット『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』のブックレットに載っていた写真。極初期のリハーサル写真でキース・レヴィン(右端)に、ドラムは極初期のクラッシュのリハーサルに数度参加したジョーの友人パブロ・ラブリテン(後に999のドラマー)が参加。ミックが弾いているのはダブルカッタウェイのレス・ポール・ジュニア。
ミック・ジョーンズがレス・ポール・ジュニアを弾いている映像はプロモ・ヴィデオ「Bankrobber」、「Call Up」(モノクロ)で見られる。さらに「Rock The Casbah」 のプロモ・ヴィデオではTVイエローのダブルカッタウェイを弾く姿がかっこいい。
DVD『THE Essential THE CLASH』→
プロモ・ヴィデオ「Bankrobber」、「Call Up」、「Rock The Casbah」の他、初期クラッシュの「1977」、「White Riot」、「London's Burning」の演奏が収録されていて、ミックのレス・ポール・ジュニアを弾く姿が見られる、
ミック・ジョーンズのクラッシュ脱退(解雇)後にギタリストとして参加したニック・シェパードもダブルカッタウェイのレス・ポール・ジュニアを使用していた。
最後に今やゴッドマザー・オブ・パンクとも言われるジョーン・ジェットとメロディ・メーカーの写真。ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのアルバム『グッド・ミュージック』アナログ盤のリーフレットより。キマってるね。
ムック本『ギブソン・レス・ポール・ジュニア・プレイヤーズ・ブック』によると、もとはラズベリーズのエリック・カルメン所有のギターで、SGシェイプになる前の1965年頃のメロディ・メーカーをホワイトにリフィニッシュし、ピックアップも交換されているそうだ。スイッチやボリューム、トーンの配置も変更されているらしい。