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2月, 2023の投稿を表示しています

1984「BIG BROTHER」

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WAR IS PEACE FREEDOM IS SLAVERY IGNORANCE IS STRENGTH

THE ROYAL TEENS「Short Shorts」

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タモリ倶楽部、3月で終了なんだ…。

高木完著『東京 IN THE FLESH』

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2022年3月20日、イースト・プレスより刊行。 1979年6月25日にゴジラ・レコード第5弾シングル「おきまりの午後 c/w In The System」(GZ-222)をリリースしたFLESHのヴォーカル、その後はDJ/ヒップホップ/クラブシーンへと活動の場を広げていく高木完の自伝的語り、および交友関係の対談を掲載した書籍で2022年に刊行された。 高木完はFLESH(オムニバス『ゴジラ・スペシャル・ディナー』で聴いた)の他、いとうせいこう&TINNIE PUNX『建設的』、ソロは『フルーツ・オブ・リズム』、『グラス・ルーツ』、『ヘヴィ・デューティ vol.1』まで聴いた。あと『星くず兄弟の伝説』のサントラも聴いたな。 この本の冒頭15ページには写真が掲載。母君に抱かれる生後2ヶ月から、FLESH、東京ブラボー、タイニーパンクスのステージ写真等が掲載されている。 文章部分は大きく2部に分かれていて、ひとつは「いくつかの場面」と題された“少年時代からヒップホップに出会うまでの自分語り”が60ページほど。こちらにも写真(モノクロだけど)やチラシ等が数点ある。 ふたつめは「東京 IN THE FLESH」と題された、高木完がナビゲーターを務めるJ-WAVEのラジオ番組「TOKYO M.A.A.D SPIN」の友人や先輩を迎えての対話を収録していて約380ページほど。登場するのは、  1. ヤン富田   2. 近田春夫  3, 高橋盾(UNDERCOVER)  4. 大貫憲章  5. NIGO®  6. 小泉今日子  7. 宇川直宏(DOMMUNE)  8. 細野晴臣  9. 小西康陽 10. 戸川純 11. レック 12. K.U.D.O(MAJOR FORCE) 13. EYE 14. YoshimiO の14名。 日本のロックやクラブカルチャー裏話的な内容から、高橋盾の東京セックス・ピストルズの話や、キョンキョンのアナーキー好きとかあまちゃん挿入歌の教授のエピソードや、戸川純の女優志望の話とか野音でみたRCとリザードの話や、レックのライヴ・オムニバス『東京ロッカーズ』のジャケは気に入ってないとかあの時フリクションのライヴ録音フルで残ってるんじゃないか等々、いずれも色々と興味深い、読んでいて楽しめる内容だ。 2020年3月〜2021年4月までの対談が収められており、

鮎川誠&シーナ「You Can't Put Your Arms Round A Memory」

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SHEENA & THE ROKKETS YouTube 公式チャンネルで鮎川&シーナがジョニー・サンダース「You Can't Put Your Arms Round A Memory」をカヴァーしたライヴ(博多港100周年記念ライブ)映像を限定公開している。

THE PRETENDERS「WINDOWS OF THE WORLD」

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世界の窓は雨に閉ざされている あの頃の太陽の光はどこへいってしまったの 誰だってわかってる 幼い子どもたちが遊ぶ時には まっすぐ大きく育つには陽射しが必要なこと この世界に太陽の光をあてましょう 世界の窓は雨に閉ざされている あの暗い空はいつになったら青く澄みわたるの 誰だってわかってる 少年たちは大人になると いつ軍に召集されるのか気をもみはじめること この世界に太陽の光をあてましょう 世界の窓は雨に閉ざされている いったいこの地球はどうなるの 誰だってわかってる 人と人とが友達になれない時は 争いを終わらせるため誰かが命を落としていること この世界に太陽の光をあてましょう 世界の窓は雨に閉ざされている 私たちにできることが何か必ずあるはず 誰だってわかってる 空から落ちる雨粒は ほんとは天使たちの流す涙だと いつまで彼らを泣かせておくの この世界に太陽の光をあてましょう 作詞:ハル・デイヴィッド 作曲:バート・バカラック 訳詞:小笠原玲子 Everybody knows whenever rain appears it's really angel tears How long must they cry?

追悼・BURT BACHARACH

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作曲家のバート・バカラックが2023年2月8日、94歳で逝去。 バート・バカラックが作曲をした作品というのを最初に意識したのはストラングラーズの「Walk On By」だった。いつ頃だろう、1980年代にコンピレーション盤で聴いたと思うが、ギターのカッティングからドラムとバリバリのベースラインとキーボードがほぼ同時に入ってくるイントロがカッコイイ。ヒューがラフに歌うメロディアスなライン、長尺のキーボード・ソロとギター・ソロ、全編で唸る硬質な音色のジャン・ジャックのベース。6分余りの長さを感じさせない魅力あるサウンドだった。 この曲を収録していて今私の手元にあるのは、U.A.時代のスタジオ・レコーディングをコンパイルした4枚組ボックスセット『ジ・オールド・テスタメント』(1992年)。 「Walk On By」は様々なアーティストがカヴァーしているが、ザ・ペイル・ファウンテンズの編集盤CD『ロングショット・フォー・ユア・ラヴ』(1998年)のシークレット・トラックに「Walk On By」のライヴ・ヴァージョン(ベルギーでのライヴ)が収録されていた。その後2013年にクレスキュプールからリリースされた編集盤『サムシング・オン・マイ・マインド』にも収録。 エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズは、1977年におこなわれたスティッフ所属アーティストのパッケージ・ツアーを記録したライヴ・アルバム『ライヴ・スティッフス・ライヴ』(1978年)でバカラックの「I Just Do Not Know What To Do With Myself」のカヴァーを収録。エキサイティングな演奏が並ぶ中、この曲はしっとりとした雰囲気を醸し出すカヴァー・ヴァージョン。 エルヴィス・コステロ(ヴァリアス・アーティスツ名義)のコンピレーション・アルバム『アウト・オブ・アワー・イディオット』(1987年)に収録されていたバカラック作「Baby It's You」。ニック・ロウとのデュエットでアコースティックなタッチ。 エルヴィス・コステロはその後1996年に映画『グレイス・オブ・マイ・ハート』のサントラに「God Give Me Strength」をバカラックと共作。1998年にはバカラックとのコラボ・アルバム『ペインテッド・フロム・メモリー』をリリースしている。 ジョニー・サンダース&

STRAWBERRY SWITCHBLADE『1982 4-PIECE DEMO』

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ストロベリー・スウィッチブレイドがデュオとしてデビューする以前に4人のオリジナル・ラインナップで録音したデモを収録した7インチが再プレスされた。最初のリリースは2017年で、欲しいなーと思っていたら既に売り切れ、2022年に再発されたものを入手した。 このデモは、ジル・ブライソンとローズ・マクドウォールに加えて、ベースにジャニス・グッドレット、ドラムにキャロル・マッゴーワンというラインナップで1982年、グラスゴーのベルファイアクラブでレコーディングされたもの。 私がこのデモ音源を初めて聴いたのはストロベリー・スウィッチブレイドのファン・サイトで、このデモの他にもBBCラジオセッションやライヴ、ホームデモ等が聴けたし、写真や文章もかなり充実した内容のサイトだったが、いつの間にか閉鎖されたようだ。 この7インチ収録にあたっては、ジルが所有していたカセットテープからリマスタリングされたという。 収録されているのは、 Side-A「Spanish Song」 Side-B1「Trees & Flowers」 Side-B2「Go Away」 の3曲。 B面の2曲「Trees & Flowers」と「Go Away」は、ジルとローズのデュオとなったストロベリー・スウィッチブレイドが1983年にウィル・サージェントのNinety-Two Happy Customersから、シングル「Trees And Flowers c/w Go Away」(Haps 001)としてリリースする曲。 「Spanish Song」は未発表曲で、ネット上にある歌詞を読むとスペインのアラゴンへの旅がテーマらしい。アウトロ部分のギターがスペイン風。 「Trees & Flowers」はヴェルヴェッツからの影響が伺えるピュアなアレンジ。 「Go Away」は、Ninety-Two Happy Customersシングルではヴォーカルとギターとオーボエのみの演奏、1985年のアルバムでは哀愁のエレポップ・ヴァージョンだったが、このデモではシンプルなバンドヴァージョンの演奏。ドラムの演奏は安定しているし、ベースのフレーズはどの曲もよく練られていると思う。 素朴な演奏だがバンドとしての初期衝動を感じさせる内容だ。 『1982 4-PIECE DEMO』にはブックレットが付属、モノクロ

My Wandering MUSIC History Vol.97 仲井戸麗市『THE 仲井戸麗市 BOOK』

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1985年8月21日、東芝/イーストワールドよりリリースのアルバム。 トム・ヴァーレイン/テレヴィジョンからの影響は日本でもパンク/ニューウェイヴ系のアーティストにとっては大きかったと思うが、レコード・ジャケットに“テレヴィジョンから影響された”と記している音盤はなかなか無いんじゃないか。仲井戸麗市がRCサクセション在籍時の1985年にリリースした初ソロ・アルバム『THE 仲井戸麗市 BOOK』のジャケット裏には” Inspired by "TELEVISION"とはっきり記載されている。 仲井戸は、このソロ・アルバムについて“ 俺個人の中で、ティーンエイジャーの頃から抱えこんできたようなことの、爆発っていう意味合いがあったからね。それは一度吐き出しておかなきゃっていう ” (雑誌『ロック画報 10 特集 RCサクセションに捧ぐ』[2002年]より)と語っている。 レコーディングメンバーはギター春日博文、RCからベース林小和生、ドラム新井田耕造などが参加。アレンジとプロデュースは仲井戸と春日博文。 20秒ほどのノイズのあと、ヘヴィでブルージーなリフで始まり、先のチャボの言葉通り“はき出す蓄積フラストレーション”と歌われ(叫ばれ)るオープニングの「別人」。ノイジーに乱れ飛ぶギターソロもキマってる。続くアコースティックギターのリフとタイトなドラム、エフェクト処理したヴォーカルの「カビ」。TOO MUCHな生活を嘆くようでもあり、恩恵を受け入れるようでもあるアンビバレントな歌詞(ラストに野口五郎「君が美しすぎて」の一節がさりげなく歌われている)。「BGM」は、骨も毒も魂も無い売れ線路線への痛烈なカウンター・ソング。 オールディーズなムードの「ティーンエイジャー」はヒルビリー・バップスがファースト・アルバム『ティア・イット・アップ』でカヴァーしている。“ヒミツをもとう 二人だけの”と固い結びつきを願うレゲエ・ビートの「秘密」。テレヴィジョンの「Friction」的なギターのバッキング・リフを持った「打破」は、やや自嘲気味に“変わりばえのしねえ 判で押した毎日”を嘆く。ギターソロは春日(前半)と仲井戸(後半)で分け合って弾いている。RCのコンサートでも演奏されていた。アナログ盤だとここまでがA面。 やってらんねえぜ!I'm Going Home!と

「恋のムーライトダンス」SHEENA & THE ROKKETS

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見知らぬ町を 二人のシルバートレイン 窓辺にうつる七色のイルミネーション もう何も目にはいらない 二人はもどらない 今夜は二人のステキなムーンライトダンス 星空はるか キラメクミルキーウェイ 明日は二人のときめくウェディングデイ! もう何もきこえない 二人はもどらない 今夜は二人の恋のムーンライトダンス 今夜は二人の恋のムーンライトダンス 「恋のムーライトダンス」from Album 『真空パック』SHEENA & THE ROKKETS 作詞・松本康 作曲:鮎川誠 シナロケのセカンド・アルバム収録曲。作詞は博多にあったレコード店ジュークレコード店主で、博多/九州のロックシーンを大きく後押しながらも、2022年9月28日に亡くなった松本康。この曲の他にも「ワンナイト・スタンド」、「ハートに火をつけて」、「KRAZY KOOL KAT」等、松本が作詞を担当したシナロケの楽曲がある。 誰かが言ってた、“鮎川さんシーナさんに逢いに行っちゃった” って…。鮎川が亡くなったことは寂しく悲しい事だけど、確かにそう思う事でほんの少し気持ちが和らぐ。 ありがとう、さようなら、鮎川誠 RIP