MY PLAYLIST 15 『THE VERY BEST OF ARB 1979-1989』


ARBの私的ベスト盤を作ってみようと思ったが、1997年からの再結成後のディスクは一部しか持ってないのでアルバムでいうとファーストから最初に活動を停止する1989年までのスタジオ・アルバムと一部シングル盤からCD-R1枚分で選曲した。パンキッシュなベストを作りたいなと思って物語的な曲(例えば「ファクトリー」、「Murder Game」とか)は外した(「トラブルド・キッズ」は入れた)が、選んでいるうちにパンク色だけではなくなったけどスピード感のあるベスト盤にしたつもりだ。

以下、私の選んだベスト・オブ・ARB 1979-1989。

 1. Deep Inside
 2. ラ・ラの女
 3. Believe In R&R
 4. Tokyo Cityは風だらけ
 5. One Way Trip
 6. ピエロ
 7. Private Girl
 8. ウィスキー&ウォッカ
 9. イカレちまったぜ!!
10. 発破
11. 乾いた花
12. ワイルド・ローティーン・ガール
13. トラブルド・キッズ
14. The Worker
15. そして明日から
16. 魂こがして
17. OK! OK!
18. Happiness
19. After '45
20. Owe My Own
21. Classical Harmony

Track1. 14. 19. アルバム『砂丘1945年』(1985年)
Track2. 11. 17. アルバム『BAD NEWS』(1980年)
Track3. 10. アルバム『BOYS & GIRLS』(1981年)
Track4. 16 シングル「Tokyo Cityは風だらけ c/w 魂こがして(1979年)
Track5. アルバム『YELLOW BLOOD』(1984年)
Track6. 13. アルバム『トラブル中毒』(1983年)
Track7. アルバム『ONE and ONLY DREAMs』(1986年)
Track8. アルバム『W』(1982年)
Track9. アルバム『指を鳴らせ!』(1981年)
Track12. アルバム『ARB』(1979年)
Track15. アルバム『PAPERS BED』(1988年)
Track18. 20. アルバム『ROCK OVER JAPAN』(1987年)
Track21. アルバム『SYMPATHY』(1989年)

ARBはギタリストで時代分けできるが、選曲したのは田中一郎時代が12曲、斉藤光浩時代が4曲、白浜久時代が5曲。田中一郎の参加したアルバムはファースト『ARB』はともかく、どれも好きだけど、光浩の2枚も好きだ。白浜時代で好きなのは『ONE and〜』と『ROCK OVER JAPAN』の2枚かな。

1曲目は光浩のクリアーなカッティングが気持ちいいダンサブルな「Deep Inside」。12インチ・ヴァージョンも好きだけど『砂丘1945年』からコンパクトなアルバム・ヴァージョン。同アルバムからは岡部滋作曲のワークソング「The  Worker」、“今の今の今が通り過ぎてく”という歌詞が切ない「After '45」。『BAD NEWS』からはARBの中でも特に好きで“アイ・フォート・ザ・ロウ”な「ラ・ラの女」、爆発寸前のエンジンのように激しい演奏の「乾いた花」、ポップな「OK! OK!」。石橋凌、田中一郎、サンジの3人で録音した記念すべき再出発のシングルTokyo Cityは風だらけ c/w 魂こがして」から両曲。『BOYS & GIRLS』からパンキッシュな2曲。ファースト『ARB』、『W』、『指を鳴らせ!』、『YELLOW BLOOD』からは1曲ずつ。『トラブル中毒』からベースラインがいい「ピエロ」とイントロのコード進行が耳に残る「トラブルド・キッズ」。

ギタリストが白浜久になっての1枚目『ONE and ONLY DREAMs』は当時よく聴いた。どの曲も好きだけど「Private Girl」は、“オマエの秘密の小部屋に入れさせて”と言う意味深なフレーズが出てくるキャッチーなシングルにもなった曲で特に好きな曲。フォーキーな「そして明日から」はアルバム『PAPERS BED』のCD盤に収録されていたが、シングル「System In System」のカップリング曲でもある。シングルにもなった「Happiness」、白浜時代の“魂こがして”と思って聴いてた「Owe My Own」はデジタル・テイストのアルバム『ROCK OVER JAPAN』から。ラストはアウトロ的にしっとりと『SYMPATHY』からジャジーな「Classical Harmony」。

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