THE VELVET UNDERGROUND & NICO『THE VELVET UNDERGROUND & NICO』
壁に飾りたいジャケ~Pictures On My Wall~Vol.1
連続企画、部屋の壁に飾ってみたいレコード・ジャケット、ということで、 やはりこれは外せないという、1967年3月に発表されたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファースト・アルバム。 実際飾ってたし。おかげで白いジャケは少し日焼けしてしまった(パネル枠部分は真っ白のまま)。
アンディ・ウォーホルのペインティングによるバナナをデザインしたジャケットはシールになっていて、 剥がすとピンク色の中身が現れる(剥がしたことはないけど)。 私が持っている1996年にリリースされたリマスター盤CDではトレイの下の部分に皮を剥かれたバナナを見ることが出来る。
アンディ・ウォーホルのペインティングによるバナナをデザインしたジャケットはシールになっていて、 剥がすとピンク色の中身が現れる(剥がしたことはないけど)。 私が持っている1996年にリリースされたリマスター盤CDではトレイの下の部分に皮を剥かれたバナナを見ることが出来る。
シンプルな完成されたジャケットという評価があるが、ピンク色のバナナの中身は見ていると心もとない。 シールとしているからには剥がすことを前提としているのだろうか。
リスナーがバナナの皮を剥くことによって完成されるものであったのか。
ピンク色のバナナが本来のジャケットであると考えていたのだろうか。
リスナーがバナナの皮を剥くことによって完成されるものであったのか。
ピンク色のバナナが本来のジャケットであると考えていたのだろうか。
剥がしたいという欲望のままバナナの皮を剥くのか、中身を見たいという欲求を押さえ、完成されたデザインの黄色いバナナの皮を見て耐えるのか。 まるで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドがこのファーストアルバムの中で歌い、演奏した数々の矛盾のようだ。